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テレビ台のハイタイプとローボード 各種類の特徴の違いは? 

お酒の瓶とテレビ

代表的なテレビ台として、「ハイタイプ」と「ローボード」の2種類があります。このどちらにするかで、テレビの見方やインテリアとしての印象が大きく変わってきます。
ここではハイタイプとローボードの特徴の違いについて、メリット・デメリットを交えつつ解説していきます。

リビングにおすすめの「ハイタイプ」テレビ台の特徴

ハイタイプのテレビ台はやや背の高いテレビ台です。
100cm前後の脚がついたものや、クローゼットのように収納スペースが豊富なもの、
壁一面を覆うほどの大きさの製品などがあります。

●ハイタイプのメリット
・高さがあるため、ソファや椅子に座って見やすい
・重圧感や高級感を演出できる
・製品によっては、収納スペースが多い
・比較的大型で、強度が高い

●ハイタイプのデメリット
・価格が比較的高い
・配置するためにそれなりのスペースが必要
・床に座って低い位置から見づらい
・配線の整理や掃除がしにくい

ハイタイプテレビ台はリビングなど、ある程度広いスペースのある部屋におすすめです。
生活スタイルの観点では、椅子に座ることが多い方に向いています。

個室などにおすすめの「ローボード」テレビ台の特徴

明るいリビングとテレビ

ローボードは、やや背の低いテレビ台です。
箱型のものや、天板と脚を組み合わせたラック型のものが一般的で、テレビをポンとそのまま乗せたようなイメージの使い方をするテレビ台です。

ローボードタイプのテレビ台のメリット・デメリットは次の通り。
●ローボードのメリット
・価格が比較的安い
・スペースをそれほど必要としない
・床に座ったまま、低い位置から見やすい
・比較的小さく、スッキリした印象を与えられる

●ローボードのデメリット
・テレビ下の収納スペースが少ない
・ソファなどに座り、座高が高くなると少し見づらい
・シンプルな分、やや安っぽい製品もある
・ハイタイプに比べると強度に劣る

以上の特徴から考えると、ローボードはやや狭いリビングのお宅や、個室などにおすすめのテレビ台です。日頃から床生活が中心の方に適しています。

壁掛けテレビという選択肢も

テレビ台を含む、家具選びには生活スタイルや好みなど、さまざまな選び方があります。
「テレビ台を置くスペースがない」「大きなテレビ台は好きじゃない」
そんな方には、壁掛けテレビという選択肢もおすすめしたいと思います。

壁掛けテレビであれば、文字通り壁にそのまま設置可能なため、テレビ台が不要です。
壁面さえあれば好きな場所に設置でき、高さも上下左右自由に調整できます。
床面積を必要としないので、シンプルでオシャレなリビングを作りたい方には「壁掛けテレビ」がおすすめです。

テレビ台のハイタイプとローボードには以上のような特徴があります。
どちらにするかで使い勝手やインテリアとしての印象も大きく変わってきますので、インテリアの方向性を考えながら、自分の好みにマッチした方を選んでみて下さい。

「壁掛けテレビの裏×間接照明を設置」でリビングを幻想的な空間に

コ字型ラックに乗せたテレビ

リビングをオシャレで幻想的な空間にするためのインテリア術といえば「間接照明」です。
間接照明にはさまざまな設置場所や方法がありますが、中でもおすすめなのが壁掛けテレビの裏。今回は壁掛けテレビと間接照明の2つを利用した、リビングの演出方法をご紹介していきます。

参考サイト:間接照明の基本テクニックと注意点
https://interior-style.tokyo/post-4845/

間接照明の設置場所は「壁掛けテレビの裏」が狙い目

間接照明は、堂々とリビングの真ん中当りに置くのではなく、部屋の隅や、物陰などポイントを定めて設置することで効果がぐんと増します。そこで狙い目なのが、壁掛けテレビの裏です。
壁掛けテレビの裏には一定の隙間スペースがあるため、間接照明を配置して、この空間を有効活用します。壁掛けテレビの裏からぼんやりとした光が放たれる、幻想的な室内を演出することができます。

また、間接照明を調光することでテレビ周辺の明度を調整できるため、テレビを観る際の眼への負担を軽減させる効果も期待できると言われています。特に薄暗い部屋でテレビを観る際には、間接照明による眼への効果は大きいでしょう。

間接照明はLEDを使おう

間接照明は、白熱球よりもLEDの方が向いています。理由は次の通り。
●消費電力は低い
LEDの消費電力は、白熱球に比べて圧倒的に低いです。電気代を抑えつつ、部屋の光の演出できます。

●熱を出さない
LEDの場合は、白熱球のように熱を出しません(触っても分からないレベル)。
このため壁掛けテレビ裏のような場所に設置しても、テレビ本体に熱による悪影響を及ぼす事が少ないです。

●変色が可能
変色機能があるLEDは自由自在にカラーを変えられるため、気分に合わせて様々な色の演出が可能です。

LED照明はテープライトがおすすめ

石組みの壁に掛けられたテレビ

LED照明にもさまざまなタイプがありますが、壁掛けテレビにおすすめなのは「LEDテープライト」と呼ばれる製品。
LEDライトがテープ状になっており、壁掛けテレビの裏という薄い隙間であっても張り付けることができます。テープ状なため自由に曲げることが可能な上に、カットもできるのでお使いの壁掛けテレビのサイズにぴったりと合わせた長さ調整をすることが可能です。またテープ状でありながら変色機能もあり、ホワイト、ブルー、レッドなどその日の気分に合わせて色を調整できます。

使い方は簡単で、壁掛けテレビの上下の淵(もしくは左右の淵)にテープを貼るように設置していくだけです。あとは説明書を参考に配線を組めば、リモコン操作で光のON/OFFや変色が可能です。
これで壁掛けテレビの裏側から、なんとも美しい光がひろがり、リビングを幻想的な雰囲気に変えてくれます。テレビだけでなく、周囲のアンプ類などに配置すると更に個性を強調できます。

このように壁掛けテレビと間接照明の相性は抜群です。
間接照明を使うだけで、壁掛けテレビ周辺が一気にオシャレになり、生活感の薄い近未来的な空間ができあがります。こうした演出は間接照明ひとつからでも始められるので、インテリアを彩りたい方は試してみてはいかがでしょうか。

リビングの「生活動線」とテレビの「視線」を改善するインテリア術

天井付近に掛けられたテレビ

家族みんなが集まる憩いの場、リビング。
リビングはオシャレを追及したり、来客を招き入れる社交の空間ですが、何より生活スペースとしての役割が大きいです。日々家族が行き交うリビングを快適な空間にするには、人や物の動くルートを確保する「生活動線」カギとなります。
今回は、家族が集まるリビングのインテリアについて、快適なリビングづくりのための「生活動線」と「視線」の関係をご紹介します。

生活動線とは?

生活動線とは、「空間の中で人が移動する道筋」のことです。
例えば「朝は起きて食事をするため寝室からキッチンに向かう」「仕事から帰り着替えを行うため玄関からクローゼットルームに向かう」これらが生活動線に当たります。
特にリビングは、家族みんなの動線が重なる中継スペースです。動線が複雑になりやすいため、生活動線を意識したインテリア作りを考えることが大切になります。

もしこれから家を作る方でしたら、リビングは家の中央に置くことが望ましいです。
リビングを家の隅などに配置すると、生活動線から外れる家族が現れてしまうかもしれません。例えば子どもが思春期になった時に、子ども部屋と風呂・キッチンなどを往復するだけで、家族と顔を合わす機会が減ってさみしい家庭になってしまう事が考えられます。

生活動線が交差しないインテリア

リビングのインテリアには、できるだけ生活動線が交差しない配置が望ましいです。
リビングには電話や書類入れラック、洋服掛けなどさまざまな家具を配置するかと思います。「電話を取る」「書類を出す」といった生活動線の起点は、部屋の隅・壁側に配置すると良いでしょう。

例えば、極端な話ですが電話をリビングの真ん中に配置してしまうとどうでしょうか?
ただでさえ生活動線が複雑なリビングに、電話を取るための生活動線が重なってしまい、とても生活しづらい環境となってしまいます。
生活動線の起点をコンパクトにまとめ、それぞれの交差を防ぐことが快適なリビングを作る上で大切です。

リビングでテレビを視聴する「視線」

指さされたテレビ画面

さまざまな家具の生活動線に加えて、テレビを見る「視線」も大切な動線のひとつ。
家族がリビングに集まると、大半の家庭ではそのテレビ側に姿勢を向かせ、テレビに視点がいくかと思います。そこに生活動線が横切ると、テレビを視聴する視線と交差することになってしまうので、何かと揉め事の原因になるかもしれません。

家族みんなが快適に過ごせるリビングを作るには、最初にテレビの場所を定め、その上で生活動線を作り上げていくことがポイントです。
もちろん家の構造や間取りの都合上、どうしてもテレビを観る視線と生活動線が重なってしまう事もあるかと思います。壁掛けテレビは、壁面さえあれば、家具の配置や間取りに左右されずにテレビを設置できるので、空いたスペースで生活動線をくみ上げることができます。
リビングの「生活動線づくり」にお悩みの方は、壁掛けテレビを考えてみてはいかがでしょうか。

このように快適なリビングを作る上では、生活動線を考えることが大切です。
生活動線がきれいに整った家では、リビングでの笑顔も増え、より良い家庭が築けるでしょう。

壁掛けテレビにする5つのメリット 安全でおしゃれなインテリア術

日陰の壁掛けテレビ

ブラウン管テレビの時代は、テレビ台の上に物を置くのが普通でしたが、薄型テレビの時代になった今では、物を置くスペースや周辺機器の管理が大変になってしまいました。
そんな背景があってか、近年テレビを壁面に固定する「壁掛けテレビ」の人気が高まっています。
おしゃれで洗練されたイメージの壁掛けテレビですが、メリットはそれだけではありません。今回は壁掛けテレビのメリットを5つご紹介します。

壁掛けテレビですっきりとしたインテリア

壁掛けテレビの一番のメリットは、何といっても見た目の良さに尽きるでしょう。
テレビを壁掛けにするだけで、インテリアをすっきりとした印象に替えることができます。
また、薄型の取り付け器具ならテレビがそのまま壁につけたような見た目になるので、絵画を飾るようなレイアウトにすることも可能です。

テレビ台をなくして部屋を広く見せる

「テレビ台を用意しなくていい」ということは、その分部屋を広く見せることができるのも壁掛けテレビの魅力。
テレビ本体のサイズにもよりますが、テレビ台はかなりの床面積を必要としますし、見た目にも圧迫感があります。ワンルームや6畳程度の小さい間取りなら、テレビ台の有無はインテリアや居住性に大きく影響するでしょう。もちろん広いリビングなどでも空間を広く使うことができますし、床に物を置かないので掃除の手間も少なくて済みます。

壁掛けテレビは高さ調整が自由自在! 

壁掛けテレビは、自由に高さを調整することができるのも魅力のひとつ。
上下左右にスライドできるタイプの取り付け器具なら、見る人に合わせて高さや向きを自由に変えることができます。専用アームを用意するだけなので、ちょうどいい高さのテレビ台を探す手間もありません。

地震対策にも大きなメリットがある

防災ヘルメットをかぶった親子とテレビ

壁掛けテレビは、テレビの転倒やテレビ台の揺れ動きが起きる心配がありません。
1995年に起きた阪神淡路大震災では、負傷者の約46%が「家具の転倒」が原因でした。大きな地震の時、家具は凶器になってしまいます。
壁掛けテレビを設置する時は、ネジ留めして壁面にしっかりと固定します。そのため災害時に揺れ動いて、命にかかわるような怪我をすることも起きづらい特徴があるのです。

テレビを子どもの手の届かない高さに設置できる

小さなお子様のいるご家庭なら、テレビを高めに設置しておくことで落下などによる怪我を防ぐこともできます。薄型テレビが普及したことで、ブラウン管の時よりもテレビの落下による怪我は増えてしまいました。
設置後も高さを変えられる壁掛けテレビなら、テレビを見る時は普通の高さ、使わない時はテレビを高い位置に変えることが可能です。家族のことを考えて壁掛けテレビを導入する方も少なくないようです。

見た目の良さだけでなく、実用性や安全面でも大きなメリットを持つ壁掛けテレビ。
大手家電メーカーの調査では、なんと約4割のご家庭が壁掛けテレビを導入しているという結果も示されています。
取り付けが簡単な製品や、壁を傷つけない器具も発売されているので、ご自身の生活スタイルに合ったものを選んでみてください。

壁掛けテレビ導入時、「外付けHDD」の気になる設置法をご紹介!!!

壁掛けテレビに向けるリモコン

壁掛けテレビの魅力は、テレビ台を無くしてテレビ周辺、さらには部屋全体を広く見せることができるインテリア術です。その反面、周辺機器を置くスペースがなくなってしまうため、外付けHDDの設置場所にお困りの方もいらっしゃることでしょう。
HDDの取り付け方や機器選びを工夫すれば、見た目をすっきり見せるだけでなく、テレビをさらに便利なものにすることができます。
今回は壁掛けテレビ導入の際に気になる外付けHDDの設置法についてご紹介します。

壁掛けテレビの裏に外付けHDDを隠す

●外付けHDDをそのまま壁掛けする
外付けHDDの背面ホルダーは、テレビの裏にある壁掛け用ネジ穴を使って取り付ける製品も多いです。そのため壁掛けアームとHDD背面ホルダー、どちらか一方しか使えないケースが発生することもあります。
そこで背面用HDDホルダーをテレビの裏に取り付けるのではなく、壁に取り付けてしまう方法があります。テレビ裏に隠すことができれば、見た目も損ねずに済みます。
この方法では壁掛けテレビの裏に多少スペースが必要になるので、壁掛けに使用する取り付け器具には伸縮式アームタイプを選びましょう。

参考サイト:リノベ・リフォームでやってよかった!壁掛けテレビ
http://love-design.beloved678.com/my-sweet-home/589/

NASで外付けHDDを無線ネットワーク化

クラウドマークが表示されたディスプレイ

「どうしても壁掛けテレビに厚みを持たせたくない」「見た目のスタイリッシュさにこだわりたい」という方には、テレビとHDDをネットワーク接続する方法がおすすめです。
NAS(Network Attached Storage:ネットワーク接続ストレージ)という外付けHDDをルーターに繋ぐことで、テレビとHDDをワイヤレス接続する設置法です。
この方法では新たに配線を追加したり、特別な工事をする必要が無く、テレビ周辺をよりすっきり仕上げることができます。その上PCやスマートフォンなどからもHDDにアクセスできるのが魅力です。
必要なものはNASと、ご家庭のネット環境、ネットワーク対応のテレビの3点。接続には少しネットワークの知識を必要としますが、スマートフォンで設定できる製品も販売されています。

参考サイト:どうすればワイヤレスにできるの?
http://buffalo.jp/products/digitalkaden/sony/roomlink/wireless.html

外付けHDDの大きさや設置方法によっては、壁掛けテレビの取り付け法自体を見直した方が便利な場合もあります。とにかく見た目を優先した方法や、簡単な設置法、より便利なやり方など、ご自身の優先順位に合わせて取り付け方を検討してみてください。

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壁掛けテレビは、テレビを壁にネジ留めする設置方法なので、簡単に移動することはできません。それだけに、テレビを設置する際の「高さ」が非常に重要になります。
「椅子に座って見るのか」「ソファーに座って見るのか」「ベッドで横になりながら見るのか」などによって壁掛けテレビの高さを決めます。
適切な位置に壁掛けテレビを設置しないと首が疲れたり、テレビが見づらくなってしまうので注意が必要です。
今回は、壁掛けテレビの適切な「高さ」についてご紹介します。

参考サイト:壁掛けテレビの最適な高さについて
https://otonmedia.jp/post-13160/

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引っ越しを機に、テレビを大型に新調する方もいらっしゃるでしょう。戸建ての場合、テレビの設置方法に悩まされることは少ないですが、マンションや賃貸物件の場合は大きな問題になってしまいます。
ルールを確認せずに壁に穴を開けると、莫大な修繕費を負担しなければいけないことも。
今回ご紹介するのは、マンションで壁掛けテレビを設置するときに気をつけたい、壁の規約と所有権のお話です。賃貸物件で壁掛けテレビを検討している方は、ぜひご参考ください。

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