2017年 11月 の投稿一覧

原状回復OK! 賃貸でも壁掛けテレビを楽しめる3つの方法

原状回復OK! 賃貸でも壁掛けテレビを楽しめる3つの方法

「壁掛けテレビ」は、スタイリッシュでお部屋も広く見えるインテリア術ですが、取りつけ器具を壁にネジ留めする都合上、賃貸物件にお住いの方にとってはなかなか手が出せない方法でもあります。
実は壁に穴を開けられない賃貸物件でも、特別な設置器具やDIYテクニックを駆使することで、壁掛けテレビを楽しむことができるのです。
今回は、賃貸物件でも壁掛けテレビを導入できる設置方法を3つご紹介します。

賃貸でも壁掛けテレビが楽しめる「壁寄せスタンド」

壁掛け器具をネジ打ちする方法が取れない賃貸物件でも、「壁寄せスタンド」を活用することで手軽に壁掛けレイアウトを導入することができます。
壁寄せスタンドとは、テレビを台座に取りつけて壁を背にする形で設置できるスタンドのこと。ただ見た目が「壁掛けっぽくなる」だけでなく、テレビ台を使わないので部屋を広く使えるという壁掛けテレビのメリットを得られます。また設置するだけのアイテムなので、本来の壁掛けテレビのように壁の中の柱を探す手間もありません。

DIYアイテム「ディアウォール」を使った設置法

賃貸物件で壁掛けテレビを楽しみたい場合は、「ディアウォール」を使ったDIYテクニックが定番です。
ディアウォールとは、2×4材(ツーバイフォーざい)という木材に合わせて作られたDIYアイテム。突っ張り棒の端についたゴム足のような道具で、2×4材の両端に取りつけて天井と床に突っ張らせれば、賃貸でもネジを打ち込める「柱」が完成します。柱が完成してしまえば、あとは一般的な壁掛けテレビの設置法と同じようにネジ打ちができます。
どのご家庭でも、どんな器具でも取りつけられる汎用性の高さと、後から棚やHDDラックなどを増設できる使い勝手が魅力です。

手間なく壁掛けテレビを導入できる「エアーポール」

原状回復OK! 賃貸でも壁掛けテレビを楽しめる3つの方法

できるだけ見た目を重視したいが、施工の手間は少ない方が良い、という方には「エアーポール」がおすすめです。
取りつけ方法自体は、上でご紹介したディアウォールと同じ突っ張り棒タイプ。ディアウォールの特徴でありデメリットとも言える「DIY」「木材加工」の必要がありません。手軽に壁掛けテレビを導入したい方に適した設置法です。
天井の壁紙と設置する面には、キャップ式の薄いツメがついています。このツメ跡は一般的なネジ穴よりも小さく目立たないので、賃貸でも問題なく導入できます。
柱一本でテレビを支える大胆な設置器具なので、エアーポールを選ぶ際は耐震性や強度面については注意しておく必要があります。激甚災害クラスの地震も増えてきた昨今、オシャレなだけでなく安全な製品を選びましょう。

賃貸物件では何かとインテリアの制約はつきものですが、工夫次第で壁掛けテレビも導入することができます。皆さんのご家庭に一番合った設置法で、快適な視聴環境を作っていきましょう!

収納はどうする? 壁掛けテレビの収納方法

収納はどうする? 壁掛けテレビの収納方法

テレビを壁掛けにすればテレビ台が不要になり、リビングルームの家具を減らし部屋を広く使うことができますね。
しかしその反面、困ってしまうのが周辺機器の収納です。テレビ台があればその中にしまうことができていたDVDプレイヤーやゲーム機器も、テレビ台がなくてはしまう場所がなくなります。仕方ないので床の上に直置き、なんてことになったらかっこ悪いですよね。だからといってテレビ台を置いたのではせっかくの壁掛けテレビのメリットを活かしきれません。
ここでは壁掛けテレビを導入する際に役に立つ収納術についてご紹介します。

壁面収納にする

壁掛けテレビを導入した際は、ぜひ壁面収納家具もあわせて導入してください。
壁面収納家具の真ん中に壁掛けテレビを設置し、その周囲の棚にDVDプレイヤーやゲーム機器、ゲームソフトなどを収納することができます。壁面収納をすることで、部屋の中のスペースを有効活用することができるので、壁掛けテレビのメリットを損なうことがありません。
壁面収納家具にはそれぞれの棚に扉がついているものや、棚がすべて開放されているいわゆる「見せる収納」に特化したものまでさまざまです。後者のものであれば雑貨や本、置物などを棚に置くことで、お部屋の雰囲気をおしゃれにするインテリアとして利用することも可能です。

壁掛けラック

壁掛けテレビの収納法として役に立つのが、「壁掛けラック」です。
壁面収納は壁に沿って棚を置くというものですが、壁掛けラックはその名のとおり壁に棚を取り付けます(「壁掛けシェルフ」という呼び方をすることもあります。「シェルフ」は棚を意味します)。
壁に板を取り付け、その上面にものを置きます。壁掛けテレビの周囲に取り付ければテレビと棚がまるで空中に浮いているように見え、統一感を出すこともできますし、インテリアとしても見栄えがいいです。
木目調のものから、ガラス製のものまで素材の種類も豊富でお部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
お部屋におしゃれな雰囲気を与えてくれる上に、しっかりと収納することもできる壁付けラックは、壁掛けテレビとの相性は抜群です。圧迫感も小さく、棚が床と接していないため棚の下のスペースも有効活用できます。
壁掛けテレビを導入する際にあわせて導入することをおすすめします。

収納はどうする? 壁掛けテレビの収納方法

壁掛けテレビのメリットにはお部屋の中をスッキリさせるというものがあります。そのメリットを最大限に活かすには周辺機器などの収納をしっかり工夫することがポイントです。
テレビを壁掛けにしようと考えている方は、ここで紹介したことを参考にしてみてくださいね。

大きければいいわけじゃない! テレビ画面サイズの選び方

意外と簡単!? 壁掛けテレビをDIYで取り付けてみる! 

一人暮らしなどを始める際に、テレビを購入するという方も多いと思います。最近ではテレビの価格も下がり、わりと大きなサイズのテレビでも手ごろな価格で購入することができるようになりました。
しかし買えるからと言ってとりあえず大きなものを買えばいいというわけではありません。テレビには部屋の広さに適したサイズというものがあるからです。部屋の広さに合わないサイズのテレビを買ってしまうと、むしろテレビを充分に楽しめないことがあるので注意しましょう。
ここでは部屋の広さに見合ったサイズのテレビを選ぶ際の基準である、視聴距離についてご紹介します。

テレビのサイズや種類によって視聴距離が変わる

テレビの視聴に快適な距離を、視聴距離と言います。テレビを選ぶ際は、部屋の広さとテレビのサイズのバランスを考え、適当な視聴距離を確保できるようにしましょう。

視聴距離を知るためには、画面の高さ(画面の縦辺の長さ)が重要になります。
フルHDテレビの視聴距離は、画面の高さの3倍ほどです。つまり、画面の高さが47cmほどの32型フルHDテレビであれば、視聴距離はその3倍の140㎝ほどとなります。

最近は4Kテレビが登場して人気を集めています。4Kテレビの場合、視聴距離は画面の高さの1.5倍。フルHDテレビの半分ほどの視聴距離です。つまり上記のサイズのテレビあれば、140㎝の半分の70㎝の視聴距離になるということです。

どうしてフルHDと4Kで視聴距離が変わるのか

同じサイズなのに、どうしてフルHDと4Kとで視聴距離が変わってくるのでしょうか。
それは画面の画素数に理由があります。

テレビは画素と呼ばれる点を集めることで映像を作り出しています。その画素数が少なければ少ないほど、画素自体のサイズが大きくなって映像が粗くなります。
フルHDの画素数は207万画素です。それに対し4KはフルHDの4倍近い829万画素です。画素数が少ないフルHDテレビの場合、近くで見るとその分映像の粗さが目立ってしまいますが、画素数が多い4Kであればある程度近づいても映像の粗さが目立たちません。
そのため、4Kテレビの視聴距離のほうが短くなるのです。

部屋ごとの最適なテレビサイズ一覧

最後に部屋の広さに合ったテレビサイズをご紹介します。テレビを選ぶ際にサイズの目安の参考にしてみてください。

6畳未満  :20~32型
6畳    :37型
6~12畳 :40~47型
10~12畳 :50~52型
12畳以上 :55~65型
※フルHDの場合。4Kであればだいたい上記の半分の部屋の広さでも基本的に問題ないでしょう。とはいえ画面の高さはメーカーやテレビの種類によって異なるので、だいたいの目安としてご利用ください。

意外と簡単!? 壁掛けテレビをDIYで取り付けてみる! 

テレビのサイズを選ぶ際の基準などについてご紹介しました。テレビを選ぶ際の参考にしてみてください。
お部屋の間取りやレイアウトによって細かいところに差が出ますので、テレビを選ぶ際はその点も考慮したうえで選ぶようにしましょう。

【PCモニター設置法】アームや壁掛けでデスク周りをスッキリさせる!

【PCモニター設置法】アームや壁掛けでデスク周りをスッキリさせる!

PCモニターも薄型の製品が増えてきましたが、「台座部分」のサイズは相変わらず場所を取ってしまうものです。PCモニターを直接置いていると、台座のデッドスペースが生まれてしまい、机の上の作業スペースが圧迫されてしまいます。
デスクを有効活用するためには、PCモニターの置き方にひと手間加えてみてはいかがでしょうか?
今回は、デスク周りを省スペース化するためのPCモニターの設置法についてご紹介します。

PCモニターの設置法を工夫するメリット

モニターアームや壁掛け器具など、PCモニター設置器具を用意することで、次のようなメリットが得られます。

・デスク周りをスッキリさせられる
PCモニターの設置法に工夫を施すことでデスクをスッキリとした見た目にすることができます。PCモニターがデスクにそのまま置いてしまうと、モニターの台座の分だけスペースを取られてしまいます。机の上は広い方が作業効率も高まりますし、整理整頓されたデスクは見た目にも気持ちいいものです。

・高さ調節が自由な物が多い
製品にもよりますが、PCモニターの取り付け器具は、画面の高さを自由に変えられるものがほとんどです。可変アームやアジャスターが付いている器具の場合、モニターを自分の目線に合った高さに配置できます。
高さや向きだけではなく、90度回転させられるものもあります。文章作成や編集作業など、PCでマルチタスクをこなす人にとっては無くてはならない機能です。

用途に合わせた3つのPCモニター設置法

PCモニターの設置法は、ご自身のPCの使い方に合わせて選ぶのがポイント。
用途に合わせた3つの設置法を見ていきましょう。

・PCモニター専用アームを使う
PCモニターアームを使う設置方法は、可変アームやマルチディスプレイ用など、量販店やPCショップでも広く流通しています。デスクスペース活用としては定番の設置法で、見た目よりも実用性を重視した設置法と言えるでしょう。
ただ、ほとんどの製品に、耐荷重10kg・24型程度までという制限があるのがネックです。

・壁掛けテレビ用の取り付け器具を使う
PCデスクを壁に向けて配置する方には、「壁掛けテレビ用の取り付け器具」もおすすめです。本来は重量のあるテレビ向けに開発されているので、大型ディスプレイの設置も簡単に行える設置法です。360度回転できる器具の場合、PCモニターをワンタッチで縦長ディスプレイにすることができます。器具をネジ留めする時は、しっかりした柱が通っている壁面に取り付けてください。

・キーボード台を使う
キーボードの上に橋を渡すように置き、その上にPCモニターを設置できる「キーボード台」も、最近広く流通するようになってきました。壁面やデスクに加工を施すことなく設置できるメリットがあります。「普段あまりPCを使わないけど、どうせデスクに置くならおしゃれな外観にしたい。」そんな方におすすめのデスクアイテムです。

【PCモニター設置法】アームや壁掛けでデスク周りをスッキリさせる!

机の上の状態には、その人の思考状態や心境が現れると言われます。広々としたワークスペースが確保されていると、作業も効率よく進められるでしょう。
ご自身の使い方に合った設置方法を選んで、デスクを有効活用していってください。

液晶テレビを長持ちさせよう! テレビの長持ちさせるコツ

液晶テレビを長持ちさせよう! テレビの長持ちさせるコツ

数年前と比べると液晶テレビの値段が格段に安くなり、より気軽にテレビを買える時代になりました。しかしいくら安くなったとは言え、頻繁に買い替えるには高い代物です。できることなら長持ちさせたいですよね。
液晶テレビを長持ちさせるためには、日ごろからそのことを意識した使い方をしなくてはいけません。
ここではテレビを長持ちさせるためのポイントをご紹介します。

テレビの寿命は?

まずは液晶テレビの寿命がどのくらいか見ていきましょう。

結論から言うと、液晶テレビの寿命は10年ほどであると言われています。これは液晶モニターを後ろから照らすバックライトの寿命が約10年だからです(1日8時間モニターをつけていた場合)。10年経つと光源の役割を担っているバックライトが衰え、液晶モニターが暗くなってしまいます。
最近では省エネのLEDライトを利用したテレビも増えており、メーカーによっては寿命に差があるかもしれませんが、それでもだいたい10年前後だと考えておいたほうがいいかもしれません。

テレビを長持ちさせよう

普通に使っていれば10年前後で寿命を迎える液晶テレビですが、使い方次第ではもっと長持ちさせることもできます。テレビを長持ちさせるコツをご紹介しましょう。

・頻繁に電源のON・OFFをおこなわない
電化製品は電源を入れるときに最も大きな力を必要とします。そのため頻繁に電源のON・OFFを繰り返していると、モニターに大きな負担を与えることになりますし、大きな電力を使うことになり電気代もかかります。テレビを見ている途中でコンビニにおやつを買いに5分ほど出かけるくらいであれば、テレビはつけっぱなしのほうがいいかもしれません。

・結露しないようにする
液晶テレビなどの電子機器は水分に弱いものです。冬場窓際などに置いておくと、室内と室外の温度差から発生した結露によってテレビ内部の精密機械が故障しやすくなります。
温度差が比較的小さな場所に設置するようにし、結露が発生しているのを見たら水分をふき取るなどするようにしましょう。

・明るくしすぎない
テレビの設定で画面の明るさを強くすることができますが、明るい設定を長く続けていると、その分バックライトの消耗が激しくなり寿命を縮めます。明るすぎると目にもよくないですし、極力画面の明るさは暗めに設定するようにしましょう。

テレビをお手入れして長持ちさせよう

日ごろからのお手入れも、テレビを長持ちさせるコツです。

・モニター部分
モニターはテレビの顔のような存在ですから、汚れがつくと目立ちますし、汚れが大きすぎるとテレビ鑑賞そのものに支障をきたします。定期的に汚れをふき取りましょう。その際はティッシュやウェットティッシュの使用は避け、メガネ拭きのような柔らかい布で優しくなでるように拭いてください。

・背面
テレビの背面や上部には熱を排出するための通気口があります。ホコリが溜まりやすい場所で、詰まってしまうと熱が出ていかずテレビの故障につながります。ハンディタイプの掃除機などでホコリを吸い出すようにしましょう。

液晶テレビを長持ちさせよう! テレビの長持ちさせるコツ

液晶テレビは寿命を迎えたからと言って、突然プツンと画面が暗くなるわけではありません。徐々に画面が暗くなっていったり、起動に時間がかかるようになったりなど、徐々に不具合が起こるようになっていきます。いつもと違うな、と感じたらそれは寿命が近いことを意味しているかもしれません。

液晶テレビをお持ちの方は、ここで紹介したことを参考してできるだけ長持ちするような使い方をしてくださいね。

壁に穴があけられなくても壁掛け風にできる? 壁寄せスタンドとは

壁に穴があけられなくても壁掛け風にできる? 壁寄せスタンドとは

液晶テレビを壁掛けにするとテレビ台などを設置する必要がなくなり、お部屋を有効活用できます。壁掛けテレビはお部屋の雰囲気を作るアクセントのひとつにもなってくれますので、「オシャレなお部屋を作りたい」と思っている方の中にはテレビを壁掛けにしたいと考えている方も多いでしょう。
しかし賃貸マンションなどに住んでいたり、お部屋の構造に原因があったりして、壁に穴をあけることができないということもあると思います。
そのような際は、壁に穴をあけることができなくても壁掛けテレビ風にできる、壁寄せスタンドのご利用をおすすめします。

壁寄せスタンドとは?

壁寄せスタンドとは、その名のとおり、壁に寄せて利用する薄型のテレビスタンドです。
使い方もシンプルで、スタンドにテレビを設置し壁に寄せるだけ。テレビ台と違いスタンド部分には厚みがなく、壁にピッタリ寄せられるのでまるで壁掛けしているかのように見えます。
壁掛けと違い壁に穴をあけたり金具で固定したりする必要がないため、賃貸で一人暮らしをしている方でも一人で手軽に設置することが可能です。狭い部屋でもスペースをほとんど取らないので、お部屋を有効活用することができますよ。

種類もいろいろ

壁寄せスタンドは種類によって機能性がさまざまです。
スタンド部分のみのシンプルなものから、スタンドに棚が付いているものまであり、棚が付いていればDVDプレイヤーなどを置くことができます。スタンド内部にコードを通すことができ、ゴチャゴチャと見栄えが悪くなりがちなコードをスッキリさせることも可能です。
サイズごとにスタンドを選ぶこともできますので、50インチの大きなテレビにも利用できます。また、種類によっては左右への首振りができたり、何段階かの高さ調節ができたりするものもあります。

エアーポールもおすすめ!

壁寄せスタンド以外にも、壁に穴をあけずに壁掛け風にする方法があります。
エアーポールと呼ばれるもので、床と天井の間に突っ張り棒を柱のように設置し、そこにテレビを取り付けるものです。
細長いポールを使うことで、より省スペースで設置することができます。床の面積が増え、お部屋を有効活用できるのはもちろん、お掃除なども楽々に行うことができるでしょう。

エアーポールは床と天井に、ポールの圧力に耐えられるある程度の強度が必要ですので、設置したい場所の床と天井の強度を事前に確認するようにしてください。

壁に穴があけられなくても壁掛け風にできる? 壁寄せスタンドとは

壁に穴をあけられなくても、テレビを壁掛け風にする方法はあります。
賃貸マンションなどにお住まいの方は壁寄せスタンドやエアーポールを取り入れて、スッキリしたオシャレな雰囲気のお部屋を作ってみてください。

狭い部屋を心地の良い部屋に! リビングレイアウトのポイント

狭い部屋を心地の良い部屋に! リビングレイアウトのポイント

狭い部屋に荷物が増えてしまうと、部屋が窮屈に感じられて息苦しく、居心地が悪くなってしまいがちです。特にリビングルームは家族が集まるリラックス空間ですので、できるだけ広々とした心地の良い空間にしたいものですよね。
面積が狭いリビングであれば、レイアウトを工夫することで広々とした空間を生み出すことができます。
ここでは狭いリビングが広々と感じられるようなレイアウトのポイントをいくつかご紹介します。

リビングに背の高い家具を置かない

狭い部屋を広々と感じさせるコツのひとつに、「背の高い家具を置かない」というのがあります。
リビングが狭いと荷物を上に積み重ねてしまいがちですが、背の高い家具があると、部屋全体に圧迫感を生んでしまいます。圧迫感があるとどうしても部屋の中が窮屈に感じられてしまいますので、できるだけ背の高い家具は置かないようにしましょう。
腰の高さ(約90cm)までの家具がおすすめです。

背の高い家具を置く必要がある場合は、リビングの入り口に近い位置に置き、入り口から遠くなるにつれて背の低い家具を配置していくようにしましょう。
遠近法によって奥行きがあるように感じられますので、部屋の圧迫感や窮屈な感じを緩和することができますよ。

リビングの床に物を置かない

見える床面が多ければ多いほど、部屋は広々と感じられるものです。
部屋の広さに対する最適な家具の専有率は、3分の1ほどであるといわれています。つまり6畳の部屋であれば、家具の占有率は2畳分ということです。その占有率を超えて家具や物を配置すると、より部屋が狭く感じられてしまうかもしれません。
また家具は部屋の中に点在させず一か所にまとめるようにすると、ひとまとまりの床面を見せることができますので、部屋を広く感じさせることができるようになりますよ。

フォーカルポイントを作る

フォーカルポイントとは、インテリアにおける「目を引く場所」のことです。例えば窓や絵画など、和室であれば床の間などがフォーカルポイントになります。
このフォーカルポイントを部屋の一番奥に配置するというのも、部屋を広々と感じさせるためのポイントになります。その際には、入り口からフォーカルポイントまでの間に視線を遮る家具などを配置しないようにしましょう。そうすることで入り口からリビングの奥まで視線が突き抜け、より部屋が広く感じられるようになります。

テレビを壁掛けにする

テレビは近年どんどん薄くなっており、テレビ自体が部屋の圧迫感を強めるということはなくなりました。しかしテレビを置くテレビ台にはまだある程度のサイズがあり、部屋の中での存在感が大きなままです。
テレビを壁掛けにすることでテレビ台を置く必要がなくなり、部屋の中をより広く感じさせることができるようになります。
その際は壁面収納などを用いることをオススメします。そうすることでテレビ周辺機器を床の上に置いたり、DVDなどを積み上げたりしなくても済みますよ。

狭い部屋を心地の良い部屋に! リビングレイアウトのポイント

狭いリビングを広々と感じさせるためのレイアウトのポイントをご紹介しました。
リビングが狭くて困っているという方は、ここで紹介したことを参考にしてみてください。

防音室を作ってホームシアターを楽しもう!

防音室を作ってホームシアターを楽しもう!

自宅にホームシアターを作って、大迫力で映画やスポーツ中継などを楽しみたいと考えている方も多いと思います。
ホームシアターにするのであればスピーカーを設置して大音量で楽しみたいものですが、そのためには、部屋を防音室にすることが必要です。
防音室を作る際のポイントをご紹介します。

遮音、吸音、防振を意識する

防音には3つの種類があり、それぞれの種類をあわせて用いることがポイントです。それらをあわせることでより防音性の高い防音室を作ることができます。

【遮音】
遮音とは、文字通り音を遮ることです。音は空気の振動で伝わりますので、この空気が外へ漏れないようすることで、防音することができるようになります。

【吸音】
音を外に漏れないようにするだけでは、防音室の中で音が無駄に反響してしまいます。快適な防音室を作るには、吸音についても考慮しなくてはいけません。
吸音とは音を吸収することです。音を吸収することで、防音室の中の音の反響を防ぎます。

【防振】
空気の振動以外にも、床や天井などの物体が振動することでも音は発生します。なので、壁や床、天井などの振動で音が外に伝わらないようにすることも必要です。振動による音漏れを防ぐのが、防振です。

防音室を作る際のポイント

防音室を作るためにリフォームをおこなうという方法がありますが、賃貸であればそんなことはできませんし、マンションの管理規約によっては内装のリフォームをおこなえない物件もあります。
そういった場合は、防音のためのシートや壁材が市販されていますので、それらを購入して自分で防音室を作るのもいいでしょう。

【遮音】
遮音は遮音シートを用いておこないます。

【吸音】
吸音をするには、吸音材が必要です。特に高密度の吸音ボードであれば吸音効果が高くなるのでオススメです。

【防振】
振動を防ぐには、防振材を使います。

上記のシートや壁材はホームセンターなどに売られているので探してみましょう。

【防音室を作る手順】
まず吸音材を両面テープなどでつなぐなどして、一枚の板状にし、その上に遮音シート貼ります。これを壁に貼り付けます。遮音シートは重いものがあり、その重さではがれてしまうことがあるので、しっかり固定するようにしましょう。
最後に防振材を床や壁に貼り付けて完成です。

防音室を作ってホームシアターを楽しもう!

もしも内装リフォームをしてホームシアターを作りたいと考えるのであれば、壁材だけではなく、床材なども防音性の高いものにするようにしましょう。
ホームシアターにする部屋は、壁に150㎜以上の厚さを確保できる部屋を選びましょう。壁が厚ければ厚いほど防音性が高まるからです。建物の構造についてしっかり把握しておくことをオススメします。
自宅に防音室を作って、ホームシアターを楽しんでくださいね。