2017年 12月 の投稿一覧

色々ある! モニターアームの種類とそれぞれの特徴

色々ある! モニターアームの種類とそれぞれの特徴

パソコンやテレビのモニターをアームで固定し、設置場所の自由度をあげるアイテムに「モニターアーム」というものがあります。モニターアームにはさまざまな種類があり、それぞれで使い勝手や費用などが変わってきます。
ここでは各種モニターアームの特徴についてまとめていきます。

モニターアームの種類1:垂直タイプ

垂直(縦)に可動するタイプのモニターアームです。モニター位置の高さをその時々で頻繁に変えたい方にピッタリです。垂直可動のみであるため価格は比較的安く、本体もシンプルなためスペースをあまり圧迫しないのが魅力です。

モニターアームの種類2:水平タイプ

色々ある! モニターアームの種類とそれぞれの特徴

水平(横)方向に可動するタイプのモニターアームです。高さは変えず、横方向にモニターをずらす機会が多い方向けです。こちらも価格は安めでスペースもそれほど取りません。
また水平タイプであっても柱の取り付け具の位置を変えることで、ある程度の高さ調整は可能です。ただし、高さを変えようとすると毎回金具をいじることになりますので、多少の手間は必要になります。

モニターアームの種類3:水平垂直タイプ

水平方向&垂直方向の両方に可動するタイプのモニターアームです。3Dの動きが可能となり、アームが届く位置であればモニターを縦横自由な場所に動かすことができます。
自由度が高いことがメリットですが、その分価格は少々高めです。
またアームが複雑で全長も長くなるため、使うスペースも大きくなります。

モニターアームの種類4:スタンドタイプ

垂直に立ったスタンドの上部にモニターを設置するタイプです。構造がシンプルなため設置がしやすく、また大型モニターでも無理なく支えられるのがメリット。
ただし、キャスター付きタイプなどであれば場所は移動できますが、基本的にはスタンドの上に固定する形となるため、垂直や水平の移動ができません。

モニターアームの種類5:2画面タイプ

2つのモニターを横もしくは縦に並べられるモニターアームです。デザイナーやトレーダーなどの仕事をしており、複数の画面を使い分ける方向けだといえます。
水平タイプ、垂直タイプ、水平垂直タイプ、スタンドタイプとさまざまなタイプの2画面用が販売されています。

モニターアームの種類6:フレキシブルタイプ

炭素鋼などの金属ケーブル式モニターアームです。アーム部分がケーブルのようになっているため、水平や垂直を問わず自分の好きな場所、好きな向きに柔軟に変更できます。見た目的にもスッキリしており、オシャレなのも魅力です。
ただしインチ数や重量の大きいモニターには対応していない製品が多いです。基本はタブレットなど小型モニター向けだといえるでしょう。

以上が各種モニターアームの特徴となります。
それぞれで特性が変わってきますので、自身の利用目的、デスクのスペース、モニターのサイズ、費用などを考慮しながら決めるようにしてください。

作業を捗らせたい! 机の上を機能的に整理するコツ

作業を捗らせたい! 机の上を機能的に整理するコツ

机の上が乱雑になっていると作業効率が落ちていきます。とはいっても机は毎日使う場所なためにどうしても散らかり易い状況です。
ここではそんな散らかりやすい机を、綺麗サッパリかつ機能的に整理するコツをご紹介していきます。

机の上に置くモノは極力絞る

整理のコツとして、モノ自体を減らすことがあります。机の上に置くモノは、パソコン・電話・ペン一本・メモ帳一冊程度に絞りましょう。常に使うもの、常に出しておく必要のあるもののみ机の上に配置するイメージです。
ファイルや書類などは一見必要とも思えますが、実際、常々使うことは少ないはずです。まずは本当に必要なモノのみをピックアップして、置くようにしてみましょう。

配置場所のルールを決める

人によっては、特定のファイルや書類を常に机の上に出しておく必要がある場合もあるでしょう。また、「家具のデザインの仕事をしているためにデザイン工具を常に机の上にセッティングしておきたい」というように、職業によって特殊な道具を置いておきたい方もいるのではないでしょうか。

そういった場合は、配置場所のルールをしっかりと定め守ることが整理のコツです。工場などで用いられる「定位置管理」と呼ばれる手法を試してみましょう。「このファイルは机のここに置く」「この工具は机のここに置く」というように、自分の中で具体的なルールを定めてそれにのっとり配置しておくやり方です。
これを守ることで、机の上に物が増えてきても乱雑になり難くなり、綺麗で機能的な机の状態を保つことができます。

小物類はまとめる

ペン・はさみ・付箋などの小物類は、バラバラに置いておくと数は少なくとも見た目的に乱雑な印象を与えてしまいます。

小物類は使わない時はできる限り引き出しにしまっておくのが良いのですが、作業などでどうしても机の上に常時しておきたいこともあるでしょう。この場合は「小物ケース」や「小さな棚」などを用意し、一か所にまとめて配置するのがコツです。これだけでも机の上はサッパリとした印象になります。

モニターアームを使う

机の上のスペースをどうしても圧迫するのがパソコンのモニターです。いくら整理された机でもモニターのせいで窮屈に感じることもあるでしょう。
それに使えるのが「モニターアーム」。モニターアームとは、アーム状の器具でパソコンのモニターを机の上から浮かせることができる製品です。モニターの場所や向きもその時々で手軽に動かすことも可能です。
モニターの下に空スペースができますので、机の作業エリア自体が広がり窮屈さも減らすことができます。

また壁が近い場合は、パソコンのモニターを「壁掛けテレビ」や「壁掛けモニター」として、壁自体に掛けてしまうのも手。こうすれば机の上はキーボードだけになりますので、断然サッパリとした環境になります。

作業を捗らせたい! 机の上を機能的に整理するコツ

以上が机の上の整理方法となります。
モノ自体を減らすこと、またモノの配置を考えること、この2つが整理をする上での大きなポイントとなってきます。
以上に紹介したコツを押さえて、仕事・作業のしやすい環境をキープしましょう。

素材や設置方法で見るホームシアター用スクリーンの選び方

素材や設置方法で見るホームシアター用スクリーンの選び方

ホームシアターを作る上でポイントとなるのが、プロジェクターの映像を投影する「スクリーン」。一口にスクリーンと言ってもその種類は複数あり、それぞれ特徴や利点が異なってきます。
今回はホームシアター用スクリーンの種類について、一般的な画面の素材や設置方法を解説していきます。それぞれに合った使い方や選び方のポイントについてチェックしておきましょう。

【スクリーンの選び方】画面素材の種類で選ぶ

・マットタイプ
家庭用のスクリーンで最も一般的なタイプ。
投影された光を全方向にバランスよく反射させるため、どの方向からも見やすく、安定した画質を楽しめます。しかし日光などの自然光や室内照明の光まで反射してしまうため、明るい部屋ではやや使い勝手が悪くなります。部屋を暗くして映画などを楽しむ際におすすめの方式です。

・パールタイプ
銀紙のような素材を使っており鏡のような反射性を持つ画面タイプです。
明るい部屋でも見やすいのですが、拡張性が低く見る角度や場所によって光の精度がばらける欠点もあります。明るい部屋でTVやゲームの画像を鑑賞したい方向けと言えます。

・ビーズタイプ
反射素材にビーズ(小さなガラス玉)を使っており、プロジェクターの光はしっかりと反射し、日光などの余分な光は排除する特性があります。プロジェクターを机上など低い位置に設置する場合でも画面が見やすい設置方法です。
ただし、画質が所々乱れることがある点や、長く使っているとビーズがこぼれ落ちてしまう点が欠点と言えます。

・サウンドタイプ
スクリーンに微細な穴が空いており、画面越しに音が通り抜けられるタイプのスクリーンです。スクリーンが音響を妨害せず、画面の後ろにスピーカーを配置してもハッキリとした音響を体感できます。ただしピンホールが空いているため画質にはややムラができてしまいます。音響を重視する、スピーカー配置に制限がある方に便利なアイテムです。

【スクリーンの選び方】設置形式で選ぶ

素材や設置方法で見るホームシアター用スクリーンの選び方

・天吊り式
天井に設置してガレージシャッターのように巻き込める方式です。
一度固定してしまえばスクリーンを引き出すだけという使い勝手の良さが強みですが、その分視聴環境を微調整するのは難しいと言えます。リビングなどでベストな配置を見つけて視聴したい方向けの設置方法です。

・立ち上げ式
床置きタイプのポータブルスクリーンで、ジャッキのような支柱を展開してどこでもプロジェクターを利用できる方式です。好きな場所に配置できるのがメリットですが、視聴環境は毎回調整しながら準備するため、面倒に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
会社や大学機関のプレゼン用など、場所を選ばず使用することができます。

・タペストリー式
ポスターのように画面を壁に掛けるだけのシンプルな形式です。
費用も比較的安く、設置が簡単な点が魅力です。ただしスクリーンが風で揺らいだりすることが多く、本格的なホームシアターを求める方には向きません。手軽にスクリーンを楽しみたい方向けの方式と言えます。

・貼りこみ式
スクリーンをフレーム(枠)に貼りこんで壁などに固定する方式です。
布1枚のスクリーンに比べて画面の揺らぎも起きづらいため、高画質な映像を集中して観ることができます。本格シアタールームに適した設置方法ですが、比較的費用がかかる点や一度設置すると調整・撤去しづらいところがネックです。こうした特性を踏まえて、貼りこみ式を使った本格シアタールームを用意する方は、角度調整やアーム調整の付いたプロジェクター設置器具を選ぶ方も多いです。

スクリーンのタイプにはさまざまな種類が存在しますが、それぞれ異なる特徴があります。
ご家庭の視聴環境や利用方法に適したものを選びましょう。

マンションリフォームで気を付けたい管理規約や電気工事などの注意点

マンションリフォームで気を付けたい管理規約や電気工事などの注意点

快適な居住空間を作るために、キッチンリフォームやシアタールーム設置など、さまざまなリノベーションを行う人が増えてきました。しかし多くの人が住む賃貸物件では、一部気を付けなければいけないポイントも存在します。
今回はお部屋のリノベーションを行う際に気を付けたいマンションリフォームの注意点をご紹介します。

壁や床のリフォームはマンション規約違反になることも

リフォームの程度にもよりますが、壁面や床への工事はマンションの規約に違反してしまう場合があります。
賃貸物件とはいえ、マンションの部屋は住んでいる人の私有スペースです。しかし共同住宅の場合、「区分所有法」という法律に基づいて住人による工事が制限されていることがほとんど。
もし住民が天井や床のリフォームを好き勝手に行ってしまうと、建物の耐久性、防音性、耐震性に影響が出てしまいます。そのためマンション側(大家)は、法律に基づいて壁や床の改造を制限・禁止する管理規約を設けているのです。
壁掛けテレビの設置や壁内配線などを行う際は、まず大家や管理会社に確認を取ってみましょう。

共有スペースはリフォームできない

マンションでは、多くの住人が利用する「共有スペース」のリフォームを認めていないことが多いです。エントランスや廊下、階段などは住人一人の意思で改造することができません。
意外かもしれませんが、この共有スペースには、「各部屋の窓やベランダ」も含まれています。モノを置く程度であれば改造には含まれませんが、窓からはみ出すようなリフォームは日当たりや防犯・防災に影響を与えてしまいます。

配線周りのリフォームでは電力アンペアに注意

マンションリフォームで気を付けたい管理規約や電気工事などの注意点

マンションでは、使用できる電力容量(最大アンペア)が制限されていることが多いです。
一般住宅では電力会社に連絡を入れてブレーカーを高電流向けのものに替えるだけですが、マンションでは建物全体で限界容量が決まっているため、変更できないことも。
キッチンのIH化工事や、AV機器をたくさん使うホームシアターの工事は、制限されてしまうケースもあります。電源系のリフォームを行う際は、最大アンペア数を計算した上で実施しましょう。

マンションの住民への配慮も忘れずに

リフォームを行うと、改修工事で大きな騒音や振動が発生こともあるでしょう。また業者の出入りや搬入作業で、通路や階段、エレベーターの通行を妨げてしまうかもしれません。
大規模なリフォームをすると、多かれ少なかれ同じマンションの住民に迷惑をかけることになるので、近隣住民には十分な配慮を忘れずに。
リフォームの際には、大家や管理会社、上下左右の部屋などに許可をもらっておくと良いですね。

賃貸物件でのリフォームは、一部の工事が行えなかったり、無理やり実施してしまうと損害賠償に発展してしまうかもしれません。たくさんの人が住むマンションですから、お互いに迷惑の内容に気を配っておきましょう。

プロジェクターの映り具合が変わる? 投影方式の種類

プロジェクターの映り具合が変わる? 投影方式の種類

プロジェクターの投影方式は、「LCD」「LCOS」「DLP」の大きく3種類に分けられます。それぞれで光の映り具合が変わり、またメリット・デメリットもあります。
ここでは、この3種類の投影方式の特徴や違いについて解説していきます。

1.LCDプロジェクターの特徴

まず、一般的で普及率の高いLCDプロジェクター。
LCDプロジェクターは、「液晶プロジェクター」、「過透型プロジェクター」とも呼ばれる種類です。内部に液晶パネルが設置されており、ランプから放出された光の三原色となる赤・青・緑の強い光が液晶パネルを通り、映像として投影される仕組みになっています。

この種類のプロジェクターは、とにかく光が強く明るいのがメリットです。ただし、黒色の描写にやや弱い点と、投影方法上“影”のようなものが僅かに表示されてしまうことがあるのが欠点と言われています。
明るさや鮮やかさを重視する方向けのプロジェクターです。

2.LCOSプロジェクターの特徴

ハイエンドモデルに採用されることの多いLCOSプロジェクター。LCOSとは“Liquid Crystal On Silicon” (反射型液晶素子)の略称です。LCDと似てはいますが、内部に反射板があることが最大の特徴です。シリコン基板上の液晶に映像を表示し、反射板で光をレンズに向けて反射させ、その上でスクリーンに投影します。
この種類のプロジェクターは、高解像度かつコントラストが高いことがメリットです。ただし構造が複雑なため、値段や本体サイズが大きいという欠点があります。
値段や使い勝手よりも、解像度や美しさ、細かさを重視する方向けのプロジェクターです。

3.DLPプロジェクターの特徴

ビジネスや映画館など業務用で使われることの多いDLPプロジェクター。
DLPは“デジタル・ライト・プロセッシング”の略称で、機器内部に反射ミラー(デジタルマイクロミラー)を装備しており、ミラーの角度を変えることで映像を作り出す仕組みです。一般向けはミラー1枚タイプが主流であり、映画館向けのハイエンドタイプは、赤・青・緑の3つのミラーが装着されていることが多いです。
この種類のプロジェクターは、滑らかな映像が表示でき、また黒色の表現が優れているのがメリットです。ただし、割安なDLPプロジェクターですとRGBの切り替え時に、虹のような模様が出てしまうことがあるのが欠点と言えるでしょう。これはDLPならではの映像を求める方向けのプロジェクターです。

プロジェクターの映り具合が変わる? 投影方式の種類

以上がプロジェクターの投影方式の種類となります。
いずれもメリット・デメリット両面がありますので、自分の求める映像や、プロジェクターの利用目的も考えた上で選ぶことが大切です。

ベストな高さや視聴距離は? ホームシアター用スクリーンの設置位置

ベストな高さや視聴距離は? ホームシアター用スクリーンの設置位置

快適に視聴しやすいホームシアターを作るために大切な要素といえば、スクリーンの「設置位置」が挙げられます。スクリーンをどこに設置し、どこから見るかで、映像の見やすさや満足度は大きく変わってくるのです。
今回はホームシアターを楽しむために大切な、スクリーンのベストな設置位置について解説していきます。

ホームシアター用スクリーンのベストな高さとは?

スクリーンのベストな高さは、「視聴者の目線と水平」になる高さです。
映画館で前の席に座ってスクリーンを見上げながら見ていると、だんだん首が疲れてしまいますよね。また後ろの席でスクリーンを見下ろしている場合も、快適な環境とは言いづらいでしょう。ホームシアターでも同様に、高すぎず低すぎない場所にスクリーンを置くことが理想的なのです。
ソファに座りながら見る場合であれば、スクリーンの底辺が「床から50㎝」程度の高さにあると快適に視聴することができます。

スクリーンと視聴者とのベストな距離とは?

スクリーンと視聴者の間に空けるべき距離は、画面サイズに応じて変化します。
 ・スクリーン80インチ :2m~2.4m
 ・スクリーン90インチ :2.2m~2.7m
 ・スクリーン100インチ:2.5m~3m
 ・スクリーン110インチ:2.7m~3.3m
基本的にはスクリーンが大きくなるほど、視聴距離を長くとる形になります。スクリーンが近過ぎると迫力を味わえるものの、徐々に目が疲れてしまうでしょう。反対に離れ過ぎているとスクリーン本来の迫力が味わえなくなってしまいます。

スクリーンを見るベストな角度

上記の「スクリーンの高さ」でも触れたように、スクリーンの正面に位置していることがベストな視聴環境です。自然な姿勢で視聴できるように、画面中央に対して「水平」に視線が向くよう工夫してみてください。
スクリーンに対して視線が直角に向いていると、光や色のムラなどが起きづらくなります。プロジェクターが表現できる画質を最大限楽しむことができ、目の疲れを和らげることができるのです。スクリーンやソファの場所を調整する、プロジェクター設置器具には角度調整の自由が利くものを選ぶなど、正面から見られるホームシアター環境を作ってみてください。

スクリーンのベストな明るさ

ベストな高さや視聴距離は? ホームシアター用スクリーンの設置位置

スクリーンに日光や照明光が当たると色や画質が乱れることがあります。そのためプロジェクター映像は、カーテンを閉め照明を消した暗室で楽しむのが最適です。
ただし真っ暗な部屋で長時間映像を見ていると、目に負担がかかりやすいので、適度に休憩時間を設けることも大切です。特にアクション映画など画面明度の変化が激しい映像を見る場合は、60~90分視聴したらしっかりと休憩を入れるようにしましょう。

スクリーンの位置が適切でないと、せっかくお金を掛けたホームシアターが台無しになってしまうかもしれません。プロジェクターのパフォーマンスを最大限発揮できないだけでなく、眼精疲労も溜まりやすくなってしまいます。
正しい視聴環境を整えて、快適なホームシアター生活を楽しみましょう。

壁や床をフラットに! 掃除しやすい部屋を作るための家具配置のコツ

壁や床をフラットに! 掃除しやすい部屋を作るための家具配置のコツ

新居に引っ越したり、大きな模様替えを行った時には、新しい家具を買ってこだわりのインテリアを作り上げたいものですよね。しかし複雑なインテリアを組み上げた後、新しい家具やその置き方のせいで掃除がしづらくなってしまうトラブルも多く見られます。
お部屋の見た目のバランスを保ちながら、メンテナンス性を上げるにはどうすれば良いのでしょうか?
今回は、掃除しやすい部屋作りのコツをご紹介していきます。

できるだけ敷物を減らして床面をフラットにする

床面をフラットな状態にすることで、掃除しやすい部屋を作ることができます。
毛足の長いカーペットは暖かく肌触りも良いですが、掃除機をかけてもゴミが取り切れない場合も多いです。
またキッチンマットなどの小さな敷物も、掃除のたびにどかしたり、いちいち手で押さえるたりしなければならず、掃除の手間になりやすいアイテムです。
床に敷物を置く時は、メンテナンス性の高いものを選び、本当に必要な敷物だけを残すようにしましょう。床に置くものを減らすことで、掃除機が通る導線を確保し、掃除にかかる手間を大幅にカットすることができるのです。

家具の置き方を工夫して掃除しやすいお部屋に

掃除をスムーズに行うためには、床だけでなく壁面もフラットな状態が理想的。
テレビ台の裏など、家具の陰になっている場所やコーナー部分は風通しが悪いため、日常的にホコリが溜まりやすいポイントです。
こういった場所には定期的に掃除機をかけたいものですが、床に物が多かったり、家具をたくさん置いていると、掃除機を直線的に入れることができません。床に置く家具や物を減らして導線を確保することで、お部屋の隅々まで掃除機をかけることができるのです。
テレビの裏など奥まった部分は、特にホコリが溜まりやすいポイントなので、テレビを壁掛け化してしまうことで、テレビ台裏の吹き溜まりが無くなります。

ケーブル類は壁面や家具の裏に配線する

壁や床をフラットに! 掃除しやすい部屋を作るための家具配置のコツ

テレビの裏やデスク周りなど、ケーブルがタコ足配線になってしまう場所は、ホコリが溜まりやすくなってしまいます。定期的に掃除しようにも、ケーブル類が絡まっていることも多く、お部屋のメンテナンス性を損ねてしまいます。床を占有してしまうケーブル類は、壁や家具の裏に有孔ボードや金網を取り付け、結束バンドなどで固定してしまいましょう。

有孔ボードなどを低い位置に設置すると掃除の邪魔になってしまうので、テレビの裏や家具の横など目立たない場所に取り付けるのがコツです。電源ケーブルを束ねると火災の危険性もあるので、ケーブルやACアダプターなどは隙間を開けて固定してください。

物や家具が少なく掃除も行き届いた部屋は、過ごしていて気持ちの良いものです。
快適なインテリアを作り上げるために、家具の配置についてもひと工夫してみてはいかがでしょうか。