パソコンやテレビのモニターをアームで固定し、設置場所の自由度をあげるアイテムに「モニターアーム」というものがあります。モニターアームにはさまざまな種類があり、それぞれで使い勝手や費用などが変わってきます。
ここでは各種モニターアームの特徴についてまとめていきます。
モニターアームの種類1:垂直タイプ
垂直(縦)に可動するタイプのモニターアームです。モニター位置の高さをその時々で頻繁に変えたい方にピッタリです。垂直可動のみであるため価格は比較的安く、本体もシンプルなためスペースをあまり圧迫しないのが魅力です。
モニターアームの種類2:水平タイプ
水平(横)方向に可動するタイプのモニターアームです。高さは変えず、横方向にモニターをずらす機会が多い方向けです。こちらも価格は安めでスペースもそれほど取りません。
また水平タイプであっても柱の取り付け具の位置を変えることで、ある程度の高さ調整は可能です。ただし、高さを変えようとすると毎回金具をいじることになりますので、多少の手間は必要になります。
モニターアームの種類3:水平垂直タイプ
水平方向&垂直方向の両方に可動するタイプのモニターアームです。3Dの動きが可能となり、アームが届く位置であればモニターを縦横自由な場所に動かすことができます。
自由度が高いことがメリットですが、その分価格は少々高めです。
またアームが複雑で全長も長くなるため、使うスペースも大きくなります。
モニターアームの種類4:スタンドタイプ
垂直に立ったスタンドの上部にモニターを設置するタイプです。構造がシンプルなため設置がしやすく、また大型モニターでも無理なく支えられるのがメリット。
ただし、キャスター付きタイプなどであれば場所は移動できますが、基本的にはスタンドの上に固定する形となるため、垂直や水平の移動ができません。
モニターアームの種類5:2画面タイプ
2つのモニターを横もしくは縦に並べられるモニターアームです。デザイナーやトレーダーなどの仕事をしており、複数の画面を使い分ける方向けだといえます。
水平タイプ、垂直タイプ、水平垂直タイプ、スタンドタイプとさまざまなタイプの2画面用が販売されています。
モニターアームの種類6:フレキシブルタイプ
炭素鋼などの金属ケーブル式モニターアームです。アーム部分がケーブルのようになっているため、水平や垂直を問わず自分の好きな場所、好きな向きに柔軟に変更できます。見た目的にもスッキリしており、オシャレなのも魅力です。
ただしインチ数や重量の大きいモニターには対応していない製品が多いです。基本はタブレットなど小型モニター向けだといえるでしょう。
以上が各種モニターアームの特徴となります。
それぞれで特性が変わってきますので、自身の利用目的、デスクのスペース、モニターのサイズ、費用などを考慮しながら決めるようにしてください。
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