2018年 1月 の投稿一覧

ビジネス用とホームシアター用のプロジェクターの違いとは?

ビジネス用とホームシアター用のプロジェクターの違いとは?

ビジネスミーティングやホームシアターなどに利用され、身近になったプロジェクターですが、どうやらビジネス用と家庭用ではプロジェクターの規格に違いがあるようです。
今回は、ビジネス用と家庭用で異なるプロジェクターの違いをご紹介します。

画面比率が違う

視聴して最もわかりやすい特徴は、画面比率の違いといえるでしょう。
プレゼンテーションなどに使用するビジネス用のプロジェクターは、パソコンなどの情報端末に接続して使用することが多いので、一般的なパソコンの画面の比率である「4:3」でスクリーンに投影されるように作られています。
一方、ホームシアターで使用する家庭用のプロジェクターは動画コンテンツの視聴を主な目的としているためにワイドスクリーンの比率である「16:9」で作られています。

画面照度や画質が違う

ビジネス用のプロジェクターは照明が点いている会場での使用を前提としており、画面の明るさである照度が高めに作られています。
家庭用にプロジェクターは照明を落とした環境での動画コンテンツの視聴を前提としており、画面の明るさよりもグラデーションや色の濃淡などの画質に軸足を置いて作られています。

動画再生能力が違う

文字やグラフ、写真データをハッキリと投影させることが主な目的になっているビジネス用のプロジェクターは、動画再生に必要な微妙な光量調節が苦手という一面があります。DLPタイプなどは激しい動きを投影するとレインボーノイズと呼ばれるカラーノイズが発生することもあるため注意が必要です。
一方、家庭用のプロジェクターは、動画再生を前提に作られているので、問題なく動画を投影することができます。

画像データの入力端子が違う

最新機種ではHDMIとVGAを中心に規格の統一が進んでいるので、違いがなくなりつつありますが、一般的にビジネス用プロジェクターの入力端子はパソコン接続を前提としたVGAやS端子が多く使われています。
家庭用のプロジェクターは、多くのデバイスに対応するためにHDMIや3色端子を中心に多くの端子が採用されています。

本体サイズや作動音が違う

ビジネス用のプロジェクターは、会議室や応接室などさまざまな場所で使用します。社内で移動させることも多いため、コンパクトなサイズ感と携行性の高さが求められます。
一方、家庭用のプロジェクターは移動を前提としておらず、安定感のある据え置き型が多いのが特徴です。
プロジェクター起動時の冷却ファンの音も、動画作品観賞用の家庭用には高い静寂性が求められますが、ビジネス用にはあまり求められないことから、大きめのファンノイズのものが多いといえるでしょう。

ビジネス用と家庭用のプロジェクター選びのポイントは?

・ビジネス用プロジェクター選びのポイント
ビジネス用のプロジェクターは「データプロジェクター」とも呼ばれ、ビジネスミーティングに必要な機能だけが搭載されています。
ビジネスシーンで活躍させるためにも、以下のポイントを重視して選びましょう。

・パソコン接続が可能なこと
・パソコンの画面比率(4:3)に対応していること
・照度の高い(2,500ルーメン以上)のものであること
・コンパクトで持ち運びし易いこと
・入力端子の設定が豊富であること

・家庭用プロジェクター選びのポイント
多様化する動画コンテンツに対応することが求められるため、高性能なものが求められています。ホームシアターをより楽しむためにも、家庭用プロジェクターを選ぶときには、以下のポイントをチェックしておきましょう。

・ブルーレイ、DVDなどのワイド画面(16:9)に対応していること
・レンズシフト機能などの機能が充実していること
・多少大型化しても高性能モデルであること
・入力端子の設定が豊富であること

ビジネス用とホームシアター用のプロジェクターの違いとは?

ビジネス用プロジェクターと家庭用プロジェクターの違いについて、普段から意識する方は少ないと思いますが、改めて比較してみるとたくさんの違いがあることがわかります。
快適に使用するためにも、シーンに合わせてプロジェクターを選びましょう。

ダイニングルームで食事をしながらテレビを楽しむための方法

ダイニングルームで食事をしながらテレビを楽しむための方法

食事をしながらテレビ番組や映画を見るのは楽しいものですが、ダイニングルームにテレビがないと実現できません。
リビングルームに1つしかテレビが無い場合、どのような工夫をすればテレビ番組や映画を見ながら食事をすることができるのでしょうか。
今回は、ダイニングルームで食事をしながらテレビを楽しむための方法をご紹介いたします。

ダイニングにもテレビを設置する

ダイニングで食事をしながらテレビを見るのに最も簡単なのは、ダイニングにもテレビを設置してしまう方法です。テレビの置き場所は、リビングではいけないと決まっているわけではありません。食事中に使用するためのテレビをダイニングに設置すれば、いつでも好きなだけテレビ番組や映画を楽しみながら食事ができます。
一時期に比べるとテレビの低価格化が進んでおり、数万円程度で高品質のテレビが購入できるようになりました。テレビを複数個用意することで、家族同士で見たいテレビ番組が異なるときにも活躍してくれます。
しかし、ダイニングにテレビを置くにあたって、設置スペースを作る必要があるという問題があります。テレビを置くとなれば、ある程度のスペースが必要です。
テレビの設置場所がないという場合には、壁掛け用テレビを使用するという方法がおすすめです。薄型で壁にかけられるタイプのテレビを選ぶことで、スペースに余裕のないダイニングにもテレビが追加できます。

回転式のテレビ台を使用して2つの部屋でテレビを共有する

リビングのテレビをダイニングと共有するという方法もあります。
リビングとダイニングの境に回転式のテレビ台を置き、その上にテレビを設置すればダイニングでの食事中に回転台をくるりと回すだけでテレビの視聴ができます。
回転時にケーブルが外れないようにするなど工夫は必要ですが、新たにテレビを買い増すことなくダイニングでテレビ番組や映画が楽しめるようになります。

リビングのテレビをダイニングに移動させる

今リビングに設置してあるテレビを、思いきってダイニングに移動させてしまうのも1つのアイデアです。リビングでテレビが見られなくなってしまいますが、今あるテレビを動かすだけなので追加の出費もなく、すぐにでも実行することができます。
共働きで日中は家に人がいない、食事中くらいしか普段テレビを見ないというような家庭であれば、リビングのテレビをダイニングに移動させても大きな支障は無いでしょう。

持ち運べるテレビを使う

簡単に持ち運べるポータブルテレビなら、ダイニングに限らず家中どこでも好きなときにテレビ番組を試聴できます。ポータブルテレビというと小型のイメージがありますが、家庭内での利用を前提とした19型サイズのものなら普通のテレビと変わらない感覚で楽しめます。
チューナーが独立したタイプなら無線LANを経由してワイヤレスで映像が送信されるので受信感度は良好です。最近のポータブルテレビは進化が進み、録画やDVDが視聴できるものもあります。

ダイニングルームで食事をしながらテレビを楽しむための方法

ダイニングでもテレビが楽しめるようになると、食事の時間がより楽しみになります。
好きなバラエティ番組を見るもよし、DVDなどを借りてきて映画を楽しむことも可能です。
よりオシャレにテレビを取り入れたいという場合には、1番にご紹介した壁掛けテレビがおすすめです。設置スペースを省くことができるうえに、スタイリッシュな空間を演出してくれます。ぜひダイニングへの壁掛けテレビの設置をご検討してみてくださいね。

【重要】 大雪による配送遅延のお知らせ

強い寒波による大雪の影響で道路状況が悪化しており、運送会社の配送遅延が発生しています。
天候の状況次第で、お客様のご希望日時に商品をお届けできない可能性が生じております。
大変ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご了承ください。

遂に始まるBS新4K/8K放送! 専用チューナーは必要? 

遂に始まるBS新4K/8K放送! 専用チューナーは必要? 

総務省は2018年12月1日より、一部のBSと東経110度CSで4K及び8Kの放送を開始することを発表しました。
2003年から2011年の8年間でテレビの地上波がアナログからデジタルに変更されたように、衛星放送も2018年以降4K/8K対応のテレビでしか楽しめなくなるのでしょうか?
新しく始まる4K/8Kでの放送システムについて考えていきましょう。

そもそも4K/8Kとはどんなもの?

4K/8Kは身近な言葉になりましたが「画質が良い」という認識はあっても、詳しい意味や性能は知らないという方が多いでしょう。
4Kや8Kに使われている「K」は、KgやKm、KBなどのKと同じで4Kは4,000を指します。
テレビの場合、横×縦が「3,840×2,160=約800万画素」前後の画素数を持つものを「4K2K=4K」と呼んでいます。
高画質対応と呼ばれるフルHDの画素数は「1,920×1,080=約200万画素」ですので4Kに対して2Kと呼ばれます。
8Kは「7,680×4,320=約3,200万画素」の画質となり、超大画面でも高い臨場感を得られることからテレビの最終形ともいわれています。

現在の地上波でも4Kの画像を楽しめるのでは?

「一般的な地上波でも4K対応テレビなら高画質を楽しめるのでは?」と疑問を持つ方もいるでしょう。
確かに2K相当の地上波も4K対応テレビで視聴すると高画質に感じます。
これは4K対応テレビに解像度変換機能が内蔵されているためで、画質を増幅しているからです。
現在でも一部の有料衛星放送やインターネットの動画配信で4K画質の放送を行っていますが、2018年12月からはBSと東経110度CS経由で放送局が発信する画像データ量を大幅に増量することが、4K/8K放送の狙いです。

新放送システムに変更後の受信方法は?

新しく始まる4K/8K放送は現在使用している衛星を利用するのですが、動画データの伝送方式が異なるために現在のアンテナやチューナーでは受信することができません。
現在の「右旋円偏波(右旋)方式」に対し「左旋円偏波(左旋)」方式」が採用されます。
右旋方式の伝送帯域は、すでに多くの領域が使われていて4K/8K放送に利用できる電波帯の確保ができないことが原因です。
今まで使われていなかった左旋方式の電波帯に、新しく始まる4K/8K放送を集約させることで、従来放送との住み分けを行います。
つまり、BSと東経110度CS経由の4K/8K放送を楽しむためには、専用アンテナやチューナーを準備する必要があるということです。

システム変更で放送が一時中止に

現在の放送システムを4K/8K放送対応のものに切り替えるために各BS放送局では、次に挙げる日程で放送を中止します。

・NHK BS1とBSプレミアム:2018年1月14日(日) 午前1時00分 ~ 午前6時00分
・BS朝日:2018年1月22日(月) 午前1時00分~午前6時00分
・BS-TBS:2018年1月22日(月) 午前1時00分~午前6時00分
・BS日テレ:2018年1月29日(月) 午前1時00分~午前6時00分
・BSフジ:2018年1月29日(月) 午前1時00分~午前6時00分

上記の日程で2018年1月14日、22日、29日の3日間は一部BS放送の視聴ができなくなりますので注意してください。

遂に始まるBS新4K/8K放送! 専用チューナーは必要? 

若者のテレビ離れという言葉が囁かれていますが、このように高画質映像を楽しめるようになると、テレビから離れていた人々が興味を示すきっかけになるのかもしれません。
どんどんと進化するテレビですが、時代に乗り遅れないようにするためにも、アンテナの用意をしておきましょう。

テレビ画面の画質が上がる? おすすめの方法とは?

テレビ画面の画質が上がる? おすすめの方法とは?

キレイな映像を楽しむためにせっかく高画質のテレビを買ったのに、「思ったよりも映りがよくない……」と感じている方は意外と少なくないようです。
一体なぜ高画質テレビなのに、映像がキレイに映らないのでしょうか。
今回は、テレビ画面の画質が下がる原因と、美しい映像を楽しむための方法をご紹介します。

テレビ画面の画質が悪い原因とは?

地上波や衛星放送の画質が悪い主な原因は、「アンテナの問題」「ケーブルの問題」「テレビ本体の設定の問題」の3つに分けられます。
この問題が単独や複数で存在すれば、そのぶん画質が低下してしまうのです。この3つの問題をそれぞれ掘り下げてみましょう。

「アンテナの問題」とは?

アンテナのスペックが低い
アンテナは構成するパイプ数で、弱電用・中電用・強電用の3つに分けられます。
テレビ塔から遠い場合は弱電用、近い場合は強電用の使い分けを行います。
パイプ数は「25素子」などと表示され、数字が大きいほどスペックが高いので、スペックが低い場合は素子数の多いものに交換するのがおすすめです。

アンテナが正確に電波を受信していない
設置時に正確に受信していたアンテナも、強風の影響等で向きがズレてしまうことがあります。テレビの映像が急に変わったという場合は、アンテナの向きを確認したうえで修正してみましょう。

おすすめのアンテナ問題の改善策
室内やベランダに設置するだけで地上波を受信する「平面アンテナ」は、設置が簡単でDIYで画質の向上を行えます。
室内へのケーブルの引き込みは、窓の隙間を利用する超薄型の平型端子を利用すれば壁の穴あけ不要です。

ケーブルの問題とは?

ケーブルが細すぎる
ケーブルの規格は太さで分けられ、4Cや5Cと表記されています。
太さと数字は比例し、太いケーブルほど減衰率が下がるので、太めのケーブルを使用しましょう。

ケーブルが長すぎる
受信した画像データは、ケーブル内で減衰していきます。そのため、ケーブルが短いほうが好画質を楽しむことができるといえます。

ケーブルが劣化している
経年劣化などでケーブルが損傷すると、画像データが正確に伝送されません。
外部に亀裂などがあるケーブルは交換の必要があります。

おすすめのケーブル問題の改善策
高画質のためにケーブルは「太く短く1本で」が絶対条件です。
ケーブルが途中で接続されているような場合は、新しく太めの1本に引き直すだけで画質の向上が期待できます。

テレビ本体の設定の問題とは?

色温度調整
一般的な色温度調整の設定は、高・中・低の3段階となっています。より美しい映像を楽しみたいという場合には、自然な「白」に感じるよう設定しましょう。

バックライト調整
液晶テレビのみ行える調整で、落とすと画像の黒浮きを抑えられます。

黒レベル調整
画像の黒の照度を、画像の中の黒髪などを見ながらできるだけ暗めに調整します。

白レベル調整
画像の白の照度を、青空の画像に写る雲などを見ながらできるだけ明るめに調整します。

シャープネス調整
ハッキリしたアニメ画像などを見ながら最小から徐々にレベルを上げ、画像のメリハリを調整します。

色の濃淡や色合い調整
基本的にメーカー出荷設定で問題ないのですが、好みのものに調整することも可能です。

オーバースキャンの解除
出荷時に設定されている「オーバースキャン」を、メニューの画面サイズや画面設定で解除します。不自然にズームアップされ画質が低下しているので、設定を解除すると画質向上が期待できます。

テレビ画面の画質が上がる? おすすめの方法とは?

テレビの自動画像調整機能が向上し「調整は必要ない」といわれていますが、画質には好みがあるので万全とはいえません。
自分好みに画質調整を行えば画質向上が期待できます。接続デバイスの映像が悪い場合もテレビの設定を確認しましょう。

【壁掛けテレビのDIYテクニック】壁裏にある柱や梁の見つけ方

【壁掛けテレビのDIYテクニック】壁裏にある柱や梁の見つけ方

古くからの日本家屋では柱や梁などが表に見える「真壁(しんかべ)」が一般的でしたが、現代の家屋では構造部分がパネルなどで覆い隠されたフラットな「大壁(おおかべ)」が主流となっています。壁掛けテレビなど重量のあるものを壁に設置する際は、柱や梁などに固定するのが基本。真壁なら柱や梁の位置を目で確認して金具などを設置することができますが、大壁の場合はパネルの裏に隠れている梁や柱を見つける必要があります。ここでは、大壁の部屋での柱や梁の見つけ方をお伝えします。

見つけ方1:大まかな位置は音で確認できる

部屋のどのあたりに壁掛けテレビを設置できそうなのか、まずは大まかな位置を確認してみましょう。
設置しようとしているあたりに柱や梁があるのかは、壁をノックするように叩いてみることで判断できます。壁を軽くノックしながら水平に位置をずらしていくと、太鼓のように軽い音が鳴るところと、重い音が鳴るところがあると思います。軽い音が鳴るのは中が空洞になっているから。つまり、重い音が鳴ったところには下地となる柱や梁があるということです。重い音が鳴るところで水平方向、垂直方向に叩く位置を変えていくことで、大まかな柱や梁の位置を確認できるというわけです。

見つけ方2:道具を使って正確な位置を確認する

音で大まかな位置が確認できたら、実際に壁掛けテレビを設置するための正確な位置を確認する必要があります。柱や梁の位置を確認するには、下地探し専用の道具を使用するのがおすすめです。下地探しの道具には、センサーで下地を感知するタイプ(センサー式)のものと、針を刺して確認するタイプ(ニードル式)のものがあります。

センサー式の下地探しでの見つけ方

センサー式の下地探しは、壁の裏の密度の高い箇所に反応するものです。壁に下地探しをぴたっと当てて、スタートボタンを押して動かします。下地のある位置で矢印マークなどが点灯するので、その位置にマスキングテープなどで目印を付けます。壁を叩いて大まかに位置を確認した際に、柱や梁がなさそうだった位置からスタートして、垂直方向と水平方向それぞれセンサーが反応した位置に目印を付けることで中心の位置(金具を設置すべき位置)がわかります。

ニードル式の下地探しでの見つけ方

ニードル式の下地探しは、壁に細い針を刺してみて手ごたえのあるなしで下地の位置を確認するものです。針の刺さった深さ(厚み)を測るための目盛りがついているものも多く、その目盛りで測って判断することもできます。また、専用の道具を購入しなくても、ご家庭にあるマチ針などを使用して同じように手ごたえを確認することも可能です。
センサー式の下地探しを使った後、確認のためにニードル式の下地探しで位置を決めるのがおすすめですが、針の穴が開くのが気にならないという方はニードル式の下地探しだけでも問題ないでしょう。

【壁掛けテレビのDIYテクニック】壁裏にある柱や梁の見つけ方

部屋をすっきりと洗練された印象に見せてくれる壁掛けテレビ。専用金具などの登場でDIYでの設置も比較的手軽にできるようになりました。ただし、きちんと固定して安全性を確保するためには設置する場所に気を配る必要があります。DIYで壁掛けテレビの設置に挑戦なさる方は、ここで紹介した方法を参考にして安全な位置に設置するようにしてください。

大画面で大型テレビとスクリーン、それぞれのメリットは?

大画面で大型テレビとスクリーン、それぞれのメリットは?

自宅にホームシアターを作ることで、映画、ライブ映像、スポーツなどを迫力満点で楽しむことができるようになります。ホームシアターのだいご味と言えば大きな画面ですが、大型テレビにするか、プロジェクター・スクリーンにするかで悩む方もいると思います。
大型テレビとプロジェクター・スクリーンには大きな違いがありますので、それぞれのメリットを知って、理想のホームシアターを作るようにしましょう。
ここでは大型テレビとプロジェクター・スクリーンそれぞれのメリットをご紹介します。

スクリーンのメリット

まずはスクリーンのメリットを見ていきましょう。

・テレビよりも大きな画面で観られる
プロジェクターによって照射される画像はスクリーンや壁との距離によって大きさが変わります。距離を遠くすればそれだけ大きく映り、例えば5.5mほど離せば縦190㎝、横320㎝の大画面に。インチに換算するとだいたい146インチになります。

・テレビより安く購入できる
60インチ以上の大型テレビになると、価格が数十万円~百数万円ほどしますが、プロジェクター・スクリーンであれば、数万円~数十万円で大きな画面を自宅のホームシアターに導入できます。

・場所を取らない
スクリーンは視聴後にロールして収納することが可能です。壁を壁として使えるので、写真や絵を飾りながら、必要なときにだけスクリーンを出して視聴することができます。

・目が疲れない
テレビと違い、プロジェクターから映写された映像を観るスクリーンでは、間接光で画面を見ることになるので、長時間視聴しても目が疲れにくい特徴があります。

大型テレビのメリット

つづいて、大型テレビのメリットを見ていきましょう。

・画質がキレイ
4Kテレビなどであれば、大きな画面になっても画質が乱れず、まるで実物がそこにあるかのような映像を楽しむことができます。特に色彩が豊かで、スクリーンであれば黒色が薄くなってグレーっぽくなったりすることがありますが、テレビであれば深みのある黒を表現でき、くっきりとした陰影を生み出すことが可能です。

・部屋が明るくても観られる
プロジェクター・スクリーンの場合、部屋の中を暗くしないと視聴できないというデメリットがありますが、テレビであれば部屋の中が明るくても問題なく視聴可能です。

・比較的狭い部屋にも導入できる
プロジェクター・スクリーンの場合、プロジェクターから適切なサイズの映像を照射するには、スクリーンとの間にある程度の距離が必要になります。狭い部屋では理想通りの映像を映し出すことができないこともありますが、4Kテレビなどであれば狭い部屋でもキレイな大画面映像を楽しむことが可能です。

大画面で大型テレビとスクリーン、それぞれのメリットは?

ホームシアターに導入する際の、大型テレビとプロジェクター・スクリーンそれぞれのメリットをご紹介しました。それぞれ一長一短があり、「誰であってもこちらがオススメ!」とは一概に言えません。
ホームシアターをご検討中の方は、ここで紹介したことを参考にし、またご自宅のお部屋の環境などを考慮して選ぶようにしてくださいね。

4Kよりも更に上【8Kテレビ】の特徴やスペックとは?

4Kよりも更に上【8Kテレビ】の特徴やスペックとは?

4Kテレビが徐々に普及してきた昨今ではありますが、早くも8Kテレビが私たちの家に浸透する日が近づいてきています。4Kテレビのスペックを更に大きく凌駕する「8Kテレビ」。
8Kテレビとは一体どんなものなのか、その特徴や4Kテレビとの違いについて解説していきます。

8Kテレビは4Kテレビの4倍の画素数

4Kよりも更に上【8Kテレビ】の特徴やスペックとは?

画素数というのは、テレビの映像をいかに細かく表示できるか、いかに美しく表示できるかのスペックのこと。数値が大きくなるほど細かな映像を表示できます。

・1Kテレビ(720p)……1280×720、約92万画素
・2Kテレビ(1080p)……1920×1080、約200万画素
・4Kテレビ(2160p)……3840×2160、約820万画素
・8Kテレビ(4320p)……7680×4320 、約3300万画素

上記からも分かるように、8Kテレビの画素数は約3300万画素となります。4Kテレビの4倍にあたり、現在の液晶テレビの主流である2Kテレビからみれば16倍にあたります。
かつてない画素数を表示できるテレビであり、これまでにない美しい映像が体感できるのが8Kテレビの特徴です。

8Kテレビのフレームレートは毎秒120フレーム

フレームレートというのは、1秒当たりに処理できるフレーム(静止画像、コマ)の数です。フレームレートの数値が高ければ高いほど、僅かな時間で多数のコマを表示するため、画面の動きが滑らかで鮮やかにハッキリとするのが特徴です。

4Kテレビであってもフレームレートは60フレーム程度が限界でした。これが8Kテレビは120フレームとなり約2倍。60フレームであってもテレビとしては必要十分なスペックであるため、これが2倍となるのは驚くべきことです。
もう実物を自分の目で見るのと変わらないレベルの滑らかで、鮮やかな映像を体感できるといえるでしょう。

圧倒的な音響システム22.2chを持つ8Kテレビ

従来のテレビは、高性能なものでも5.1chが限界でした。5.1chでも5方向から音が聴こえる状態になるため十分な臨場感を味わえるわけですが、8Kテレビはなんと22.2chとなります。

これは簡単にいえば、22方向からスピーカーを当てているような環境を作れる音響システムであり、まるで本当にその場にいるかのような音の臨場感を味わえます。
音響の面でも大きく進化しているのが8Kテレビの特徴です。

8Kテレビ向けの放送はいつ頃から?

8Kテレビ向けの放送は、今現在は実施されていません。日本では2018年頃から徐々に8K放送が実施していく予定が組まれています。また動画配信大手『YouTube』でも、近々8K動画の配信が予定されているとのこと。
これらの8K放送を楽しむためには、8Kテレビが必要になります。
まだ放送が開始していないため、今すぐに必要となるものではありませんが、2018年以降は徐々に8Kテレビの需要も増えてくることでしょう。

以上が8Kテレビの特徴となります。
8Kテレビはかつてない映像体験と音響体験ができるテレビとなっており、まるで現実のような体感が得られると話題になっています。
映像新時代の幕開けを感じさせるテレビを、ご自宅に用意してみてはいかがでしょうか。