テレビ壁掛け金具カベヤ コラム

【PCモニター設置法】アームや壁掛けでデスク周りをスッキリさせる!

【PCモニター設置法】アームや壁掛けでデスク周りをスッキリさせる!

PCモニターも薄型の製品が増えてきましたが、「台座部分」のサイズは相変わらず場所を取ってしまうものです。PCモニターを直接置いていると、台座のデッドスペースが生まれてしまい、机の上の作業スペースが圧迫されてしまいます。
デスクを有効活用するためには、PCモニターの置き方にひと手間加えてみてはいかがでしょうか?
今回は、デスク周りを省スペース化するためのPCモニターの設置法についてご紹介します。

PCモニターの設置法を工夫するメリット

モニターアームや壁掛け器具など、PCモニター設置器具を用意することで、次のようなメリットが得られます。

・デスク周りをスッキリさせられる
PCモニターの設置法に工夫を施すことでデスクをスッキリとした見た目にすることができます。PCモニターがデスクにそのまま置いてしまうと、モニターの台座の分だけスペースを取られてしまいます。机の上は広い方が作業効率も高まりますし、整理整頓されたデスクは見た目にも気持ちいいものです。

・高さ調節が自由な物が多い
製品にもよりますが、PCモニターの取り付け器具は、画面の高さを自由に変えられるものがほとんどです。可変アームやアジャスターが付いている器具の場合、モニターを自分の目線に合った高さに配置できます。
高さや向きだけではなく、90度回転させられるものもあります。文章作成や編集作業など、PCでマルチタスクをこなす人にとっては無くてはならない機能です。

用途に合わせた3つのPCモニター設置法

PCモニターの設置法は、ご自身のPCの使い方に合わせて選ぶのがポイント。
用途に合わせた3つの設置法を見ていきましょう。

・PCモニター専用アームを使う
PCモニターアームを使う設置方法は、可変アームやマルチディスプレイ用など、量販店やPCショップでも広く流通しています。デスクスペース活用としては定番の設置法で、見た目よりも実用性を重視した設置法と言えるでしょう。
ただ、ほとんどの製品に、耐荷重10kg・24型程度までという制限があるのがネックです。

・壁掛けテレビ用の取り付け器具を使う
PCデスクを壁に向けて配置する方には、「壁掛けテレビ用の取り付け器具」もおすすめです。本来は重量のあるテレビ向けに開発されているので、大型ディスプレイの設置も簡単に行える設置法です。360度回転できる器具の場合、PCモニターをワンタッチで縦長ディスプレイにすることができます。器具をネジ留めする時は、しっかりした柱が通っている壁面に取り付けてください。

・キーボード台を使う
キーボードの上に橋を渡すように置き、その上にPCモニターを設置できる「キーボード台」も、最近広く流通するようになってきました。壁面やデスクに加工を施すことなく設置できるメリットがあります。「普段あまりPCを使わないけど、どうせデスクに置くならおしゃれな外観にしたい。」そんな方におすすめのデスクアイテムです。

【PCモニター設置法】アームや壁掛けでデスク周りをスッキリさせる!

机の上の状態には、その人の思考状態や心境が現れると言われます。広々としたワークスペースが確保されていると、作業も効率よく進められるでしょう。
ご自身の使い方に合った設置方法を選んで、デスクを有効活用していってください。

液晶テレビを長持ちさせよう! テレビの長持ちさせるコツ

液晶テレビを長持ちさせよう! テレビの長持ちさせるコツ

数年前と比べると液晶テレビの値段が格段に安くなり、より気軽にテレビを買える時代になりました。しかしいくら安くなったとは言え、頻繁に買い替えるには高い代物です。できることなら長持ちさせたいですよね。
液晶テレビを長持ちさせるためには、日ごろからそのことを意識した使い方をしなくてはいけません。
ここではテレビを長持ちさせるためのポイントをご紹介します。

テレビの寿命は?

まずは液晶テレビの寿命がどのくらいか見ていきましょう。

結論から言うと、液晶テレビの寿命は10年ほどであると言われています。これは液晶モニターを後ろから照らすバックライトの寿命が約10年だからです(1日8時間モニターをつけていた場合)。10年経つと光源の役割を担っているバックライトが衰え、液晶モニターが暗くなってしまいます。
最近では省エネのLEDライトを利用したテレビも増えており、メーカーによっては寿命に差があるかもしれませんが、それでもだいたい10年前後だと考えておいたほうがいいかもしれません。

テレビを長持ちさせよう

普通に使っていれば10年前後で寿命を迎える液晶テレビですが、使い方次第ではもっと長持ちさせることもできます。テレビを長持ちさせるコツをご紹介しましょう。

・頻繁に電源のON・OFFをおこなわない
電化製品は電源を入れるときに最も大きな力を必要とします。そのため頻繁に電源のON・OFFを繰り返していると、モニターに大きな負担を与えることになりますし、大きな電力を使うことになり電気代もかかります。テレビを見ている途中でコンビニにおやつを買いに5分ほど出かけるくらいであれば、テレビはつけっぱなしのほうがいいかもしれません。

・結露しないようにする
液晶テレビなどの電子機器は水分に弱いものです。冬場窓際などに置いておくと、室内と室外の温度差から発生した結露によってテレビ内部の精密機械が故障しやすくなります。
温度差が比較的小さな場所に設置するようにし、結露が発生しているのを見たら水分をふき取るなどするようにしましょう。

・明るくしすぎない
テレビの設定で画面の明るさを強くすることができますが、明るい設定を長く続けていると、その分バックライトの消耗が激しくなり寿命を縮めます。明るすぎると目にもよくないですし、極力画面の明るさは暗めに設定するようにしましょう。

テレビをお手入れして長持ちさせよう

日ごろからのお手入れも、テレビを長持ちさせるコツです。

・モニター部分
モニターはテレビの顔のような存在ですから、汚れがつくと目立ちますし、汚れが大きすぎるとテレビ鑑賞そのものに支障をきたします。定期的に汚れをふき取りましょう。その際はティッシュやウェットティッシュの使用は避け、メガネ拭きのような柔らかい布で優しくなでるように拭いてください。

・背面
テレビの背面や上部には熱を排出するための通気口があります。ホコリが溜まりやすい場所で、詰まってしまうと熱が出ていかずテレビの故障につながります。ハンディタイプの掃除機などでホコリを吸い出すようにしましょう。

液晶テレビを長持ちさせよう! テレビの長持ちさせるコツ

液晶テレビは寿命を迎えたからと言って、突然プツンと画面が暗くなるわけではありません。徐々に画面が暗くなっていったり、起動に時間がかかるようになったりなど、徐々に不具合が起こるようになっていきます。いつもと違うな、と感じたらそれは寿命が近いことを意味しているかもしれません。

液晶テレビをお持ちの方は、ここで紹介したことを参考してできるだけ長持ちするような使い方をしてくださいね。

壁に穴があけられなくても壁掛け風にできる? 壁寄せスタンドとは

壁に穴があけられなくても壁掛け風にできる? 壁寄せスタンドとは

液晶テレビを壁掛けにするとテレビ台などを設置する必要がなくなり、お部屋を有効活用できます。壁掛けテレビはお部屋の雰囲気を作るアクセントのひとつにもなってくれますので、「オシャレなお部屋を作りたい」と思っている方の中にはテレビを壁掛けにしたいと考えている方も多いでしょう。
しかし賃貸マンションなどに住んでいたり、お部屋の構造に原因があったりして、壁に穴をあけることができないということもあると思います。
そのような際は、壁に穴をあけることができなくても壁掛けテレビ風にできる、壁寄せスタンドのご利用をおすすめします。

壁寄せスタンドとは?

壁寄せスタンドとは、その名のとおり、壁に寄せて利用する薄型のテレビスタンドです。
使い方もシンプルで、スタンドにテレビを設置し壁に寄せるだけ。テレビ台と違いスタンド部分には厚みがなく、壁にピッタリ寄せられるのでまるで壁掛けしているかのように見えます。
壁掛けと違い壁に穴をあけたり金具で固定したりする必要がないため、賃貸で一人暮らしをしている方でも一人で手軽に設置することが可能です。狭い部屋でもスペースをほとんど取らないので、お部屋を有効活用することができますよ。

種類もいろいろ

壁寄せスタンドは種類によって機能性がさまざまです。
スタンド部分のみのシンプルなものから、スタンドに棚が付いているものまであり、棚が付いていればDVDプレイヤーなどを置くことができます。スタンド内部にコードを通すことができ、ゴチャゴチャと見栄えが悪くなりがちなコードをスッキリさせることも可能です。
サイズごとにスタンドを選ぶこともできますので、50インチの大きなテレビにも利用できます。また、種類によっては左右への首振りができたり、何段階かの高さ調節ができたりするものもあります。

エアーポールもおすすめ!

壁寄せスタンド以外にも、壁に穴をあけずに壁掛け風にする方法があります。
エアーポールと呼ばれるもので、床と天井の間に突っ張り棒を柱のように設置し、そこにテレビを取り付けるものです。
細長いポールを使うことで、より省スペースで設置することができます。床の面積が増え、お部屋を有効活用できるのはもちろん、お掃除なども楽々に行うことができるでしょう。

エアーポールは床と天井に、ポールの圧力に耐えられるある程度の強度が必要ですので、設置したい場所の床と天井の強度を事前に確認するようにしてください。

壁に穴があけられなくても壁掛け風にできる? 壁寄せスタンドとは

壁に穴をあけられなくても、テレビを壁掛け風にする方法はあります。
賃貸マンションなどにお住まいの方は壁寄せスタンドやエアーポールを取り入れて、スッキリしたオシャレな雰囲気のお部屋を作ってみてください。

狭い部屋を心地の良い部屋に! リビングレイアウトのポイント

狭い部屋を心地の良い部屋に! リビングレイアウトのポイント

狭い部屋に荷物が増えてしまうと、部屋が窮屈に感じられて息苦しく、居心地が悪くなってしまいがちです。特にリビングルームは家族が集まるリラックス空間ですので、できるだけ広々とした心地の良い空間にしたいものですよね。
面積が狭いリビングであれば、レイアウトを工夫することで広々とした空間を生み出すことができます。
ここでは狭いリビングが広々と感じられるようなレイアウトのポイントをいくつかご紹介します。

リビングに背の高い家具を置かない

狭い部屋を広々と感じさせるコツのひとつに、「背の高い家具を置かない」というのがあります。
リビングが狭いと荷物を上に積み重ねてしまいがちですが、背の高い家具があると、部屋全体に圧迫感を生んでしまいます。圧迫感があるとどうしても部屋の中が窮屈に感じられてしまいますので、できるだけ背の高い家具は置かないようにしましょう。
腰の高さ(約90cm)までの家具がおすすめです。

背の高い家具を置く必要がある場合は、リビングの入り口に近い位置に置き、入り口から遠くなるにつれて背の低い家具を配置していくようにしましょう。
遠近法によって奥行きがあるように感じられますので、部屋の圧迫感や窮屈な感じを緩和することができますよ。

リビングの床に物を置かない

見える床面が多ければ多いほど、部屋は広々と感じられるものです。
部屋の広さに対する最適な家具の専有率は、3分の1ほどであるといわれています。つまり6畳の部屋であれば、家具の占有率は2畳分ということです。その占有率を超えて家具や物を配置すると、より部屋が狭く感じられてしまうかもしれません。
また家具は部屋の中に点在させず一か所にまとめるようにすると、ひとまとまりの床面を見せることができますので、部屋を広く感じさせることができるようになりますよ。

フォーカルポイントを作る

フォーカルポイントとは、インテリアにおける「目を引く場所」のことです。例えば窓や絵画など、和室であれば床の間などがフォーカルポイントになります。
このフォーカルポイントを部屋の一番奥に配置するというのも、部屋を広々と感じさせるためのポイントになります。その際には、入り口からフォーカルポイントまでの間に視線を遮る家具などを配置しないようにしましょう。そうすることで入り口からリビングの奥まで視線が突き抜け、より部屋が広く感じられるようになります。

テレビを壁掛けにする

テレビは近年どんどん薄くなっており、テレビ自体が部屋の圧迫感を強めるということはなくなりました。しかしテレビを置くテレビ台にはまだある程度のサイズがあり、部屋の中での存在感が大きなままです。
テレビを壁掛けにすることでテレビ台を置く必要がなくなり、部屋の中をより広く感じさせることができるようになります。
その際は壁面収納などを用いることをオススメします。そうすることでテレビ周辺機器を床の上に置いたり、DVDなどを積み上げたりしなくても済みますよ。

狭い部屋を心地の良い部屋に! リビングレイアウトのポイント

狭いリビングを広々と感じさせるためのレイアウトのポイントをご紹介しました。
リビングが狭くて困っているという方は、ここで紹介したことを参考にしてみてください。

防音室を作ってホームシアターを楽しもう!

防音室を作ってホームシアターを楽しもう!

自宅にホームシアターを作って、大迫力で映画やスポーツ中継などを楽しみたいと考えている方も多いと思います。
ホームシアターにするのであればスピーカーを設置して大音量で楽しみたいものですが、そのためには、部屋を防音室にすることが必要です。
防音室を作る際のポイントをご紹介します。

遮音、吸音、防振を意識する

防音には3つの種類があり、それぞれの種類をあわせて用いることがポイントです。それらをあわせることでより防音性の高い防音室を作ることができます。

【遮音】
遮音とは、文字通り音を遮ることです。音は空気の振動で伝わりますので、この空気が外へ漏れないようすることで、防音することができるようになります。

【吸音】
音を外に漏れないようにするだけでは、防音室の中で音が無駄に反響してしまいます。快適な防音室を作るには、吸音についても考慮しなくてはいけません。
吸音とは音を吸収することです。音を吸収することで、防音室の中の音の反響を防ぎます。

【防振】
空気の振動以外にも、床や天井などの物体が振動することでも音は発生します。なので、壁や床、天井などの振動で音が外に伝わらないようにすることも必要です。振動による音漏れを防ぐのが、防振です。

防音室を作る際のポイント

防音室を作るためにリフォームをおこなうという方法がありますが、賃貸であればそんなことはできませんし、マンションの管理規約によっては内装のリフォームをおこなえない物件もあります。
そういった場合は、防音のためのシートや壁材が市販されていますので、それらを購入して自分で防音室を作るのもいいでしょう。

【遮音】
遮音は遮音シートを用いておこないます。

【吸音】
吸音をするには、吸音材が必要です。特に高密度の吸音ボードであれば吸音効果が高くなるのでオススメです。

【防振】
振動を防ぐには、防振材を使います。

上記のシートや壁材はホームセンターなどに売られているので探してみましょう。

【防音室を作る手順】
まず吸音材を両面テープなどでつなぐなどして、一枚の板状にし、その上に遮音シート貼ります。これを壁に貼り付けます。遮音シートは重いものがあり、その重さではがれてしまうことがあるので、しっかり固定するようにしましょう。
最後に防振材を床や壁に貼り付けて完成です。

防音室を作ってホームシアターを楽しもう!

もしも内装リフォームをしてホームシアターを作りたいと考えるのであれば、壁材だけではなく、床材なども防音性の高いものにするようにしましょう。
ホームシアターにする部屋は、壁に150㎜以上の厚さを確保できる部屋を選びましょう。壁が厚ければ厚いほど防音性が高まるからです。建物の構造についてしっかり把握しておくことをオススメします。
自宅に防音室を作って、ホームシアターを楽しんでくださいね。

テレビと周辺機器を壁面収納する方法

テレビと周辺機器を壁面収納する方法

テレビや周辺機器を設置する際には、壁面収納がおすすめです。壁スペースを活かすことで部屋を広く使うことができますし、部屋の中がすっきりと整頓されます。また、コレクション品や周辺機器をきれいに並べれば、それ自体がインテリアのような役割を持ってくれますよ。
ここではテレビや周辺機器を壁面収納する際のポイントなどをご紹介します。

「見せる収納」か「隠す収納」どちらにするか考える

壁面収納を作る際にまず考えるべきことは、その収納を見せるものにするのか、隠すものにするのかということです。

見せる収納にするのであれば、引き出しや扉がついていない、棚タイプのテレビ台がいいでしょう。
見せる収納にするメリットは、飾っているものがそのままインテリアになってくれるという点です。コレクション品やスピーカーなどのテレビ周辺機器が部屋に良いアクセントを与えてくれるので、部屋全体の雰囲気ががらりと変わってくれます。モノを置く際は「収納」を意識するのではなく、配置やバランスを考えて置くというように、「飾る」という意識を持つのがポイントです。
何でもかんでも置いてしまうと雑然としてしまうので注意しましょう。

隠す収納にするのであれば引き出しや扉がついているタイプのテレビ台にしましょう。部屋の中にあるモノの数が減るので、部屋の中をすっきりさせることができます。しかし何をどの引き出しに入れたかというのを把握しておかないと、どこに何があるのかわからなくなるので要注意です。どこに何を置く、というように、モノの定位置を決めておきましょう。

部屋の雰囲気に合ったデザインにする

壁面収納を作る際のポイントに、部屋の雰囲気に合ったデザインのものを選ぶというのがあります。
一般的なテレビ台であれば脇役的な役割で、比較的部屋の雰囲気に大きな影響を及ぼすことはありませんが、壁面収納は部屋の雰囲気に大きな影響を及ぼす、インテリアの主役的な存在になります。
あらかじめ部屋の雰囲気のテーマを決めるなどしておいて、そのイメージを壊さないデザインのテレビ台を選ぶようにしましょう。
壁面収納のためのテレビ台には木目調、黒一色、ハイタイプなど、いろいろなデザインのものがありますので、イメージに合ったものが必ず見つかるはずですよ。

モノの数や家具の配置を考慮する

壁面収納のためのテレビ台には、細長いもの、横に広いものなどサイズがさまざま。家具の配置や収納したいモノの量にもよりますが、できることなら壁一面を有効活用したいものです。
一般的に壁面収納のテレビ台は一度購入すれば当分買い替えることのない大きな買い物になります。後からモノが増えて「スペースが足りない!」ということがないように気を付ける必要があるでしょう。
とはいえ、部屋のサイズや荷物の量は人それぞれです。それほど広くない部屋の壁一面を壁面収納にしてしまうと圧迫感を与えてしまう可能性があります。
モノの量や家具の配置、部屋のサイズなどをしっかり考慮して選ぶようにしましょう。

テレビと周辺機器を壁面収納する方法

以上がテレビや周辺機器を壁面収納する際のポイントです。まずどのようなタイプの収納にするのか考え、部屋のイメージやモノの数、家具の配置や部屋のサイズに見合ったものを選ぶようにしましょう。

壁掛けテレビのサイズはどれくらいがおすすめ? 部屋別の大きさ比較

壁掛けテレビのサイズはどれくらいがおすすめ? 部屋別の大きさ比較

テレビを壁掛けにしたいと考えている方も多いと思います。壁掛けテレビはおしゃれですし、部屋の中もすっきりしますよね。
しかしそうは言っても部屋のサイズに合っていないテレビを壁に掛けてしまってはいけません。部屋のサイズに見合ったテレビのサイズというのがありますので、気を付けましょう。

適切な視聴距離を知ろう!

テレビを心地よく視聴するためには、テレビから席までの間に適切な距離を保つ必要があります。
一般的に言われている適切な視聴距離は、4K対応テレビであれば「画面の高さの1.5倍」フルHDテレビであれば「画面の高さの3倍」です。
4Kテレビは画面がとても精細なため、画面の高さの1.5倍の距離を置く必要があります。その距離であれば視野角が60度になり、キレイな映像を視野いっぱいに楽しむことが可能になるのです。
フルHDは3倍ほどの距離が必要で、そのくらいの距離を置くことで迫力の映像を目いっぱい楽しむことができるでしょう。

参考サイト:画面サイズの選び方
https://panasonic.jp/viera/products/choice.html

部屋のサイズごとのおすすめテレビサイズ

では実際にどんなサイズのテレビがどんなサイズの部屋に適当なのか紹介しましょう。

※ビエラの場合
【4K 60v型(必要視聴距離、約1.1メートル)】
→このサイズは10畳以上のお部屋におすすめです。

【4K 49v・50v・55v型(必要視聴距離、約0.9~1.0メートル)】
【フルHD 49v・50v・55v型(必要視聴距離、約1.8~2.0メートル)】
→これらのサイズは8畳以上のお部屋におすすめです。

【4K 40v型(必要視聴距離、約0.7メートル)】
【フルHD 42v・43v型(必要視聴距離、約1.5メートル)】
→これらのサイズは4.5~6畳ほどのお部屋におすすめです。

壁掛けテレビを設置する際の注意点

壁掛けテレビを設置するには、壁側とテレビ側両方に壁掛け用の金具を取り付ける必要があります。

テレビの裏側にはすでに壁掛け用のネジ受けがあり、そこに専用の金具をねじ込みます。この作業は比較的簡単で、誰でも自分でおこなうことができると思います。

ただ、壁側に金具を取り付けるのは専門的な技術が必要であることがあるので、専門業者に頼んだほうがいいでしょう。
自分でやる場合に注意しなければいけないのが、必ず支柱のある壁にネジをねじ込むということです。またテレビを設置しても崩れてしまわない強度があるかどうかもきちんと確認しておいてください。しっかりと固定できないと、テレビが落下する危険があります。

壁側の金具を固定して、そこにテレビ側に取り付けた金具を勘合させ、両側の金具をネジで固定して完了です。

設置作業の際は、できれば複数人でおこなうようにしてください。テレビを支える人が2人、配線をする人1人と考えると、少なくとも3人でおこなうといいでしょう。

壁側の金具設置は専門業者に任せるとしても一度設置してしまえばテレビ側の金具取り付けは自分でできるので、テレビの買い替えのたびに専門業者に依頼する必要はありません。

壁掛けテレビのサイズはどれくらいがおすすめ? 部屋別の大きさ比較

以上、部屋のサイズにあったテレビサイズの目安と、壁掛けテレビを設置する際の注意点をご紹介しました。壁掛けテレビを設置しようと考えている方は参考にしてみてください。

【プロジェクターの取り付け方】シアタールームに最適な5つの設置法

【プロジェクターの取り付け方】シアタールームに最適な5つの設置法

ご自宅にシアタールームを導入する際、「周辺機器をどう設置するか」というのは避けては通れない問題です。住宅事情などに左右されることも多いのが悩みの種ですが、それを考えるのが楽しいという方も多いでしょう。
今回は自宅にシアタールームを作りたい方のために、居住環境に合わせたプロジェクターの設置法」を5つご紹介していきます。

工事不要のシンプルな取り付け方「直置き型」

プロジェクターの設置法としてもっともシンプルな方法は、床や棚・テーブルに直接プロジェクターを配置する「直置き型」。プロジェクターを必要な時だけ取り出して視聴したり、天井に投影して寝ながら映画を楽しむという方法もできます。
プロジェクターとスクリーンの距離が近くなるので、必然的に超短焦点プロジェクターを用意する必要が出てきます。

棚やラックの中に収納する「棚置き型」

日常的に映画などを楽しみたい方には、吊り棚や背の高いラックの中に収納する「棚置き型」がおすすめです。
大型のプロジェクターを家具の中におけるため、リビングや私室のインテリアを保ちながら、必要な時はすぐにプロジェクター環境を用意することができます。
HDDレコーダーなどの入力や音響システムへの出力など、プロジェクターにはたくさんの配線が繋がります。周辺機器をまとめた専用棚を用意すると、シアタールーム全体がすっきりした印象になるでしょう。

キャスター付きのラックに置く「移動棚型」

キャスター付きのラックにプロジェクターを配置しておく「移動棚型」は、上でご紹介した直置き型の簡単さと、棚置き型などの収納性を兼ね備えた設置法といえます。
プロジェクターの性能によっては、ポータブルタイプよりも高画質な映像を楽しめることでしょう。ただ他のプロジェクターのしまい方・置き方と比べると、見た目の面ではやや劣るかもしれません。
あくまで映像を見ることだけにこだわる方や、オフィスや会議室などに置くビジネスユースに適した設置法です。複数の部屋でプロジェクターを使う場合は、高さ調整機能付きの製品を用意しましょう。

プロジェクター設置法の定番「天吊り型」

【プロジェクターの取り付け方】シアタールームに最適な5つの設置法

日本の居住環境では、奥行きのある部屋を確保するのは簡単ではありません。天吊り型の場合、画面を見る人の真上にプロジェクターを設置することができるのが大きな特徴です。テーブルにプロジェクターを置いたり、背後に棚を設置して、自分が狭い思いをするといった心配が無いのが魅力といえます。
見た目にも洗練された雰囲気のある取り付け方ですが、導入には天井周りの工事が必要です。この設置法に限っては、自分で設置するよりもプロの設置業者に依頼した方が、安全かつ確実にシアタールームを作ることが出来ます。

天井だけでなく壁面にも「壁掛け型」

天吊り型の派生パターンとして、プロジェクターを壁面に設置する「壁掛け型」という方法もあります。
通常の天吊り型がプロジェクターを天井に向かって縦方向に設置するのに対し、壁掛け型はL字状の専用金具を使って横方向に設置するやり方です。天井の配線工事をすることなく天吊り型と同じようなメリットを得ることができます。突っ張り棒式のDIY用品「ディアウォール」を使えば、賃貸物件でも壁面を傷つけることなくシアタールームを始められます。

プロジェクターの設置法ひとつを取ってみても、実にさまざまな方法があります。
お住いの環境や使用頻度などをよく考えて、ご自身に最適な方法を選んでみてください。

2017年注目のテレビ「有機ELディスプレイ」 構造やメリット・デメリット

2017年注目のテレビ「有機ELディスプレイ」 構造やメリット・デメリット

超高画質のテレビや大容量ハードディスクなどが発売され話題を呼んでいますが、近年特に注目されているものといえば「有機ELディスプレイ」が挙げられます。この技術を使えば、いずれはテレビをポスターのように丸めて持ち運べるようになる、といった話を耳にしたこともあるのではないでしょうか。
2017年注目されている家電トピック「有機ELディスプレイ」について、現状のメリットやデメリット、今後の課題をご紹介していきます。

ポスターのように丸められる?「有機ELディスプレイ」とは

「有機ELディスプレイ」とは、その名の通り、有機ELという発光ダイオードを使ったディスプレイのことを指します。
有機ELとは、「オーガニック・エレクトロ・ルミネッセンス」という発光ダイオードの技術のこと。電極に挟まれた特定の有機化合物に電圧をかけることで、光を生じさせる技術です。
さらにガラス面の代わりにプラスチック基板を使用した「フレキシブル有機EL」は、曲面ディスプレイ製品にも使われています。
これまで海外の家電・通信メーカーLGエレクトロニクスが99%のシェアを持っていましたが、今年2017年になって国産家電メーカーが新製品を発表したことで一層注目されるようになりました。

現状の有機ELディスプレイが持つメリット

●ミリ単位の薄さを実現
有機ELディスプレイが最も注目されている点といえば、圧倒的な薄さに尽きるでしょう。
有機ELは有機化合物で出来た画面自体が発光するため、これまでの液晶ディスプレイのようにバックライトを必要としません。そのためミリ単位での薄型化が可能とされており、LG製フラッグシップモデルではわずか3.9mmという薄さを実現しています。

●近年の研究で「長寿命化」した有機EL
最近になって有機ELディスプレイが頭角を現した背景には、長年の技術開発によってその耐用年数が大幅に伸びたということも関係しているでしょう。現在普及し始めている有機ELの技術は、1987年のアメリカですでに開発されていました。有機ELが抱える“寿命の短さ”という課題を抱える有機ELは、30年という歳月をかけて実用化された背景を持っています。

家庭用の有機ELが抱えるデメリットと今後の課題は

2017年注目のテレビ「有機ELディスプレイ」 構造やメリット・デメリット

●家庭用テレビとしては寿命が短い
長年の技術開発によって、ようやく実用レベルになった有機EL技術ですが、一般家庭用の家電として利用するにはまだまだ寿命が短いと言わざるを得ません。
現在の有機ELディスプレイの平均寿命は、およそ3万時間といわれています。実際、有機ELディスプレイのシェアNo1を占めているLG社も、およそ10万時間で光り方が弱まってくるということを明かしています。

●消費電力が液晶テレビの1.5倍かかる
バックライトを排して超薄型化に成功した都合上、有機ELは相当な電力を消費します。
通常の液晶テレビの消費電力がおよそ200ワットなのに対し、現在発売されている有機ELディスプレイは320ワットもの電力を必要とするのです。

●海外・国内メーカーともに高価
最先端の技術が詰まった有機ELディスプレイは、現状では価格帯としても高価なものがほとんどです。国産メーカーが発表した新製品では一人暮らし用サイズでさえ100万円を超すものも見られます。

たいへん期待が高まる有機ELディスプレイですが、ご家庭で利用できるようになるにはもう少し時間が必要なようです。夢の技術が自宅で楽しめるようになるまで、今後も目が離せない話題ですね。

間取りからみる「耐震性能」の高い家、低い家

間取りからみる「耐震性能」の高い家、低い家

地震への耐久性を示す「耐震性能」。地震の多い日本ではデザイン以上に重視して考えたい部分です。耐震性能は、家の間取りからでもある程度想定できます。
ここでは間取りから見た耐震性能の高い家、低い家について解説していきます。

耐震性能を間取りから確認する際にチェックしておきたいポイント

耐震性能を間取りから読み取るために、以下の6つのポイントをおさえておきましょう。

1.部屋数、部屋の広さと耐震性
部屋が複数あることによりそれぞれが地震の揺れを補い合うため、耐震性能はアップします。このため部屋数の多い家のほうが耐震性能は高いです。
ただし部屋同士の間に壁や柱があることが前提。ふすまのみで区切られている間取りではあまり耐震性能は期待できません。

部屋の広さについては、広い部屋があるほど壁や柱が少なくなり空洞ができるため耐震性能は落ちやすいです。特に12畳以上の広い部屋があり、かつその中に柱や壁が無く開放的に造られている間取りの場合、耐震性能は低くなりやすいです。

2.窓と耐震性
窓は壁よりも強度が弱いため、基本的には壁よりも耐震性能が劣ります。つまり窓の少ない家は耐震性能が高く、多い家は耐震性能が低いということになります。

特に、家の角部分は耐震を考える上で重要な場所。遮光性やデザインを重視し角部分を窓で張り合わせている間取りの場合は、耐震性が特に低くなりやすいです。

3.家の形と耐震性
家全体の形としては、正方形や長方形となっている間取りが耐震性能としては高いです。一方で凸型・L型・コの字型など、特殊な形や複雑な形となっている間取りの場合は、耐震性能は低くなりやすいです。

デザインを重視するあまり、形が特殊でかつ壁や柱を減らしている家は特に注意する必要があります。

4.吹き抜けと耐震性能
近年は玄関回りだけでなく、リビング内部なども1階、2階を吹き抜けとして設計されている家が増えてきています。吹き抜けについては1階、2階を跨いでの空洞ができるため基本的に耐震性能が低くなります。
特に周囲に支える柱や壁が一切なく広い吹き抜けが造られている間取りの場合は、耐震性能面で注意が必要です。

5.1階ガレージの耐震性能
1階部分がガレージ(ビルトインガレージ)や物置となっている間取りの家の場合、こちらも耐震性能としては弱くなりがちです。
1階ガレージの家を選ぶ場合は、補強材や補強方法がしっかりと施されているかを確認する事が大切です。

6.リフォーム住宅の耐震性能
一部のリフォーム住宅では、デザインや快適性を重視するため、本来あった柱や壁を撤廃しているケースがあります。こういった場合ですと、住宅本来の耐震性能が得られず、大型の地震では倒壊してしまう恐れもありますので、リフォーム住宅の間取りは入念にチェックする事をおすすめします。

住宅と設備、どちらも地震対策を

間取りからみる「耐震性能」の高い家、低い家

以上が間取りから見た耐震性能となります。
建築方法、素材、補強方法などでも耐震性能は変わってきますので一概には言えない部分もありますが、今回紹介したように間取りからもある程度耐震性能を計ることができます。
しかし、住宅の耐震性能だけで満足するのは少し尚早かもしれません。
家具や機材などの設備にも地震対策を施しておきましょう。家具の転倒など、リスクはできるだけ減少させるよう心がけることが大切です。