PCモニターも薄型の製品が増えてきましたが、「台座部分」のサイズは相変わらず場所を取ってしまうものです。PCモニターを直接置いていると、台座のデッドスペースが生まれてしまい、机の上の作業スペースが圧迫されてしまいます。
デスクを有効活用するためには、PCモニターの置き方にひと手間加えてみてはいかがでしょうか?
今回は、デスク周りを省スペース化するためのPCモニターの設置法についてご紹介します。
PCモニターの設置法を工夫するメリット
モニターアームや壁掛け器具など、PCモニター設置器具を用意することで、次のようなメリットが得られます。
・デスク周りをスッキリさせられる
PCモニターの設置法に工夫を施すことでデスクをスッキリとした見た目にすることができます。PCモニターがデスクにそのまま置いてしまうと、モニターの台座の分だけスペースを取られてしまいます。机の上は広い方が作業効率も高まりますし、整理整頓されたデスクは見た目にも気持ちいいものです。
・高さ調節が自由な物が多い
製品にもよりますが、PCモニターの取り付け器具は、画面の高さを自由に変えられるものがほとんどです。可変アームやアジャスターが付いている器具の場合、モニターを自分の目線に合った高さに配置できます。
高さや向きだけではなく、90度回転させられるものもあります。文章作成や編集作業など、PCでマルチタスクをこなす人にとっては無くてはならない機能です。
用途に合わせた3つのPCモニター設置法
PCモニターの設置法は、ご自身のPCの使い方に合わせて選ぶのがポイント。
用途に合わせた3つの設置法を見ていきましょう。
・PCモニター専用アームを使う
PCモニターアームを使う設置方法は、可変アームやマルチディスプレイ用など、量販店やPCショップでも広く流通しています。デスクスペース活用としては定番の設置法で、見た目よりも実用性を重視した設置法と言えるでしょう。
ただ、ほとんどの製品に、耐荷重10kg・24型程度までという制限があるのがネックです。
・壁掛けテレビ用の取り付け器具を使う
PCデスクを壁に向けて配置する方には、「壁掛けテレビ用の取り付け器具」もおすすめです。本来は重量のあるテレビ向けに開発されているので、大型ディスプレイの設置も簡単に行える設置法です。360度回転できる器具の場合、PCモニターをワンタッチで縦長ディスプレイにすることができます。器具をネジ留めする時は、しっかりした柱が通っている壁面に取り付けてください。
・キーボード台を使う
キーボードの上に橋を渡すように置き、その上にPCモニターを設置できる「キーボード台」も、最近広く流通するようになってきました。壁面やデスクに加工を施すことなく設置できるメリットがあります。「普段あまりPCを使わないけど、どうせデスクに置くならおしゃれな外観にしたい。」そんな方におすすめのデスクアイテムです。
机の上の状態には、その人の思考状態や心境が現れると言われます。広々としたワークスペースが確保されていると、作業も効率よく進められるでしょう。
ご自身の使い方に合った設置方法を選んで、デスクを有効活用していってください。
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