【プロジェクターの取り付け方】シアタールームに最適な5つの設置法

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【プロジェクターの取り付け方】シアタールームに最適な5つの設置法

ご自宅にシアタールームを導入する際、「周辺機器をどう設置するか」というのは避けては通れない問題です。住宅事情などに左右されることも多いのが悩みの種ですが、それを考えるのが楽しいという方も多いでしょう。
今回は自宅にシアタールームを作りたい方のために、居住環境に合わせたプロジェクターの設置法」を5つご紹介していきます。

工事不要のシンプルな取り付け方「直置き型」

プロジェクターの設置法としてもっともシンプルな方法は、床や棚・テーブルに直接プロジェクターを配置する「直置き型」。プロジェクターを必要な時だけ取り出して視聴したり、天井に投影して寝ながら映画を楽しむという方法もできます。
プロジェクターとスクリーンの距離が近くなるので、必然的に超短焦点プロジェクターを用意する必要が出てきます。

棚やラックの中に収納する「棚置き型」

日常的に映画などを楽しみたい方には、吊り棚や背の高いラックの中に収納する「棚置き型」がおすすめです。
大型のプロジェクターを家具の中におけるため、リビングや私室のインテリアを保ちながら、必要な時はすぐにプロジェクター環境を用意することができます。
HDDレコーダーなどの入力や音響システムへの出力など、プロジェクターにはたくさんの配線が繋がります。周辺機器をまとめた専用棚を用意すると、シアタールーム全体がすっきりした印象になるでしょう。

キャスター付きのラックに置く「移動棚型」

キャスター付きのラックにプロジェクターを配置しておく「移動棚型」は、上でご紹介した直置き型の簡単さと、棚置き型などの収納性を兼ね備えた設置法といえます。
プロジェクターの性能によっては、ポータブルタイプよりも高画質な映像を楽しめることでしょう。ただ他のプロジェクターのしまい方・置き方と比べると、見た目の面ではやや劣るかもしれません。
あくまで映像を見ることだけにこだわる方や、オフィスや会議室などに置くビジネスユースに適した設置法です。複数の部屋でプロジェクターを使う場合は、高さ調整機能付きの製品を用意しましょう。

プロジェクター設置法の定番「天吊り型」

【プロジェクターの取り付け方】シアタールームに最適な5つの設置法

日本の居住環境では、奥行きのある部屋を確保するのは簡単ではありません。天吊り型の場合、画面を見る人の真上にプロジェクターを設置することができるのが大きな特徴です。テーブルにプロジェクターを置いたり、背後に棚を設置して、自分が狭い思いをするといった心配が無いのが魅力といえます。
見た目にも洗練された雰囲気のある取り付け方ですが、導入には天井周りの工事が必要です。この設置法に限っては、自分で設置するよりもプロの設置業者に依頼した方が、安全かつ確実にシアタールームを作ることが出来ます。

天井だけでなく壁面にも「壁掛け型」

天吊り型の派生パターンとして、プロジェクターを壁面に設置する「壁掛け型」という方法もあります。
通常の天吊り型がプロジェクターを天井に向かって縦方向に設置するのに対し、壁掛け型はL字状の専用金具を使って横方向に設置するやり方です。天井の配線工事をすることなく天吊り型と同じようなメリットを得ることができます。突っ張り棒式のDIY用品「ディアウォール」を使えば、賃貸物件でも壁面を傷つけることなくシアタールームを始められます。

プロジェクターの設置法ひとつを取ってみても、実にさまざまな方法があります。
お住いの環境や使用頻度などをよく考えて、ご自身に最適な方法を選んでみてください。

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