ソファに座り、リラックスしながらテレビを見るという方は多いでしょう。しかし、テレビからソファまでの距離を適切に取らないと、目が疲れてしまうことがあります。そこでこの記事では、快適にテレビを見るためのソファとテレビの距離についてご紹介します。
まずは生活動線を確保する
ソファやテレビなどの家具を配置する際には、生活動線の確保が大事です。動線を確保することでスムーズな移動ができ、最適で過ごしやすい空間を作ることができます。基本は頻繁に通る場所ほど、広めに確保することです。
必要な広さは場所によって異なります。まず部屋の大部分を占めるソファとテレビ台のレイアウトを考えます。部屋の広さに合わせて、ソファとテレビの奥行きを決めましょう。
好みもありますが、基本的にはスペースに余裕があれば奥行きの深いもの、狭ければ浅いものを選びましょう。
快適なテレビとソファの距離とは?
テレビには最適視聴距離があります。テレビによって異なりますが、画面高の約3倍が最適とされています。例えば50インチのテレビなら、約187センチ離れたところにテレビを置くのが最適であるというわけです。
ただしこれはあくまで目安なので、遠すぎると感じた場合には調整しましょう。
テレビの高さも大事
またテレビとソファの距離だけでなく、高さも重要です。人の目線は水平よりやや下を向いているので、テレビもそれに合わせます。
目線から約10~15度下にテレビの画面の中央がくるように設置するのがおすすめです。ソファの高さに合わせてテレビ台を選ぶとよいでしょう。
視界に収める
ソファに座ってテレビを見る際には、テレビ全体が視界に収まるようにします。具体的には、テレビ画面の両辺が約30度以内になるよう距離を調節します。距離が余ればテレビのサイズを多きくし、足りなければ小さくします。
テレビ台の選び方
テレビ台は、テレビの大きさ、ソファの高さに合わせて調節します。テレビ台を購入する際には「何インチ用」と記載があるのでそちらを参考にしましょう。できればテレビ台の両端が5~10㎝程度テレビより大きいものがおすすめです。
ローテーブルとの距離を考える
ソファに座ってテレビを見ようと考えた際、間にローテーブルを置く方も多いです。そこでソファとローテーブルの距離を考えることも必要です。足を曲げてリラックスするには、30㎝ほど離しましょう。無理なく手の届く範囲に配置します。
ただしローソファの場合は、普通のソファより足が前にきます。そのためテーブルとの距離は40cm以上開けるのがおすすめです。
またローテーブルとテレビ台も距離も考えましょう。テレビ台には、引き出しや扉などの収納がついているものが多いです。最低でも50cm、余裕を持たせたいなら70㎝ほどのスペースがあると安心です。
ソファとテレビの適切な距離についてご紹介しました。ソファからテレビを見る場合、大事なのは距離と高さです。ソファとテレビ台は部屋の中でも大きなスペースを占めるので、先にそちらから決めておきましょう。
ライフスタイルに合わせて快適なレイアウトを組むことが大切です。