注目ポイントは? 購入前に知っておくべき「テレビの選び方」

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注目ポイントは? 購入前に知っておくべき「テレビの選び方」

新製品がどんどん登場しているとはいえ、頻繁に買い換えるものではないのがテレビです。数年ぶりにテレビを購入しようと考えたとき、「最近のテレビってどうやって選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いはずです。ここでは、これからテレビを購入する人が注目すべき、テレビの選び方の基礎知識をお伝えします。

選び方1:液晶テレビか有機ELテレビか

以前は薄型テレビといえば「液晶テレビかプラズマテレビか」という選択肢がありましたが、近年ではプラズマテレビはほぼ生産されなくなりました。現在は液晶テレビが市場の主流ですが、ここ1~2年で一気に注目されるようになったのが有機ELテレビです。
有機ELは次世代のパネルとして注目されており、液晶と比べて高画質、薄型・軽量といった特徴があります。ただし、液晶テレビに比べて製品ラインナップはまだ少なめ。価格も液晶テレビより高いうえに、消費電力が大きいため電気代もかかるというデメリットもあります。「お金がかかっても、高画質で臨場感あふれる映像を楽しみたい!」という方には有機ELテレビがおすすめ。予算や機能面などを考慮して、最適なテレビを選びたいという場合には液晶テレビのほうが良いかもしれません。

選び方2:フルHDか4Kか

フルHD(フルハイビジョン)は、現在の国内で主流となっているパネルです。解像度が1920×1080のパネルで、2Kとも呼ばれます。一方、近年よく耳にするようになった4Kとは、解像度3840×2160のパネルのこと。4KはフルHDの約4倍の画素数となるため、より繊細かつ鮮明な画像を楽しむことができます。
大画面で高画質な映像を観たいという方には4Kテレビがおすすめ。一方、小型のテレビであればお手頃価格のフルHDでも十分美しい画像を楽しめるため、テレビを置く部屋や用途に合わせて選ぶと良いでしょう。

選び方3:直下型LEDかエッジ型LEDか

液晶テレビのLEDバックライトには、パネル直下にLEDを敷き詰めた「直下型」と、上下左右の縁にLEDを配置した「エッジ型」の2種類があります。直下型はたくさんのLEDを使用しているため画面が明るく、鮮やかな色合いや精細な画質を得られるのがメリット。一方でエッジ型に比べてテレビに厚みが出やすく、価格も高めになります。
エッジ型はLEDが少ない分、薄型・軽量化できるのがメリット。価格も直下型より抑えられます。一方で画質は直下型と比べると劣ります。
違いを理解して、何を優先したいかに合わせて選ぶことをおすすめします。

選び方4:外部出力機能は何が付いているか

テレビの用途によっては、ブルーレイレコーダーやゲーム機、スピーカーなどを接続したい場合もあります。接続したい外部機器に応じた外部出力機能に対応しているかについてもテレビ選びの注目ポイントです。特に以下の外部出力機能については、対応しているかどうかを必要に応じてチェックしておきましょう。

・HDMI端子
1本のケーブルで映像と音声をデジタル出力可能。ブルーレイレコーダーやゲーム機などを接続する際に必要になります。

・ARC(Audio Return Channel)
ホームシアター構築などで、HDMIケーブルのみでテレビとアンプとの接続が可能になります。

・MHL(Mobile High definition Link)
スマホやタブレット機器のMicroUSBとテレビを接続することが可能になります。

注目ポイントは? 購入前に知っておくべき「テレビの選び方」

テレビを選ぶ際に注目すべきポイントをいくつかご紹介しました。家族構成や視聴スタイル、テレビをどのように使うことが多いかによって選ぶべきテレビは変わってきます。ご紹介したポイントを参考に、ご家庭にぴったりなテレビを見つけてください。

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