壁掛けテレビをする方法 壁の確認

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テレビを壁に掛ける時に、テレビと金具の相性も大事ですが
まずは壁が壁掛けできる材質か調べる必要があります。

壁が石膏ボードなのか、コンクリートなのか、木材なのか判断していきます。

1 壁の見た目

壁がよくある壁紙が貼ってあるような場合は、一般的な石膏ボードと間柱で作られた壁が多いです。
ただマンションなどでは軽量鉄骨やコンクリートに石膏ボードを貼っているパターンがあるので注意が必要です。

2 壁を叩いてみる

コンクリート壁の場合、中身が詰まっているのでたたくとペチペチという音がします。
コーンと響くような音がした場合は石膏ボードの可能性が高いです。

3 細いピンを刺してみる

白い粉が付いた→石膏ボードです。壁掛け金具はボードの裏にある下地に取り付ける必要がありますので
石膏ボードがどのように貼り付けられているのか調べる必要があります。

刺さらない→コンクリートです

強い力を掛けると刺さるが何もつかない→木材です

壁掛け金具は必ず強度のある下地部分に取り付ける必要があります。
壁の種類別に一般的な取付け方法をまとめます。

■壁が石膏ボードだった場合

石膏ボードを
柱に貼り付けている場合→柱に金具を取り付ける(もしくは柱に補強板を入れて取り付ける)
軽量鉄骨に貼り付けている場合→軽量鉄骨に補強板を入れて金具を取り付ける
コンクリートに貼りついている場合→石膏ボードの裏にあるコンクリートに、コンクリートアンカーを使用して金具を取り付ける

上記のような方法が一般的です。

石膏ボードがどのように下地に取りついているか調べる方法で一番確実なのは建築会社に問い合わせて、
木材の柱なのか、軽量鉄骨なのか、GL工法(コンクリート)なのか確認することです。

■壁がコンクリートだった場合

石膏ボードの貼っていないコンクリートの壁(いわゆるコンクリート打ちっぱなし)は
コンクリートへ直接金具を取り付けることになりますが、その厚みや強度が大事になります。

■壁が木材だった場合

木材の壁なら、厚みがあればそのまま取付け可能かもしれませんし補強が必要かもしれません。

取り付ける下地が十分な強度なのかどうかは、
お客様ご自身か取付け業者様が調べていただく必要があります。

ご紹介した方法はあくまで一般的な方法になりますので
壁の状況によっては別の壁掛け方法が最善の場合もあります。

壁をよくお調べになってから壁掛け工事を進めてください。
 

 

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