テレビを購入してリビングに設置、ここまでならば誰しもが経験した事があると思いますが、テレビを置く各種テレビ台やメーカーが製造している純正のテレビスタンドというプラスアルファがある事を御存じでしたでしょうか?
ここではテレビを置いているリビング環境を少し違った見せ方を演出してくれるTVスタンド・TV台人気機種について御紹介したいと思います。
今やテレビはただ置くだけではない
昔は大きなブラウン管テレビを台において完成、という環境がほとんどでしたが、次第に録画用のデッキも多様化し、テレビも薄型テレビと外観を変え、オーディオシステムも小型化して各家庭のテレビ周りの環境はかない多様化してきたと思います。
その中でテレビ台もデッキの収納が多く出来るように大型化したりリビングの環境に併せてデザイン重視の外観になったりと様々に変化し、今も変化し続けています。また、テレビ自体も薄型テレビとなったことでいわゆる据え置き型というテレビスタンドという提案の仕方から壁掛けの提案や、機能性のあるスタンド等、こちらも多様化してきました。
ではこれらについてどのような種類があり、どんな商品が人気を集めているのか、以下で具体的に触れたいと思います。
各テレビメーカーが提案する純正商品
テレビの一般的な置き方がテレビスタンド置き、薄型テレビはこれがスタンダードですがメーカーによっては色んな置き方を提案しています。
一つはフローティングラック、キャスターが付いていてテレビごと移動をさせる事が出来て模様替えを良くしたりテレビの定位置を決めていない環境では非常に便利です。
次にウォールラック、壁状の家具にテレビをパネルのように金具で壁掛け固定し、家具とテレビを一体化して見せる事が可能であり、周辺機器やテレビ自体の配線を家具の中に這わす事が可能でゴチャゴチャと配線が目立つことなくスタイリッシュにテレビ周りを組み立てる事が可能です。特に配線が表に出ない点は、ケーブルが出ていると埃が溜まって手入れが面倒、見た目が煩雑で嫌だという主婦層の意見も解決出来てとても人気があります。
最後にスピーカーラック、ケーブル1本あれば簡単に繋げられるのでテレビの音質にもっと迫力を持たせたい、というユーザーにお勧めです。
テレビを引き立てる家具メ-カーの造り込み
薄型テレビの大型化や周辺機器の多様化でもはやリビングの主役となったテレビですが、それらを引き立てる為にテレビメーカーだけでなく家具メーカーも様々な工夫を取り入れるようになりました。
主な種類は通常のテレビ台、そして前述したような壁面全体を収納としテレビを中心に据え置くユニット家具、テレビスタンドを外し壁面に固定させる汎用壁掛け金具など、各家具メーカーのデザインを取り入れたテレビメーカーの純正商品にはないリビング演出重視の仕上がりとなっています。また、配線の工夫や使い勝手もキチンと考慮されているので、昔であればデザイン重視で使いづらかった、あるテレビと組み合わせて使えなかった、というネガティブ要素も払拭され人気が高まっています。
各メーカーのショールームにはテレビと組み合わせたディスプレイがされており、実際のテレビと組み合わせた雰囲気をその場で見る事が出来ます。
自分の環境に併せた最適な演出方法を
冒頭で触れたように、住居の内装やテレビ周辺機器環境など今では多様化しているので、各家庭で何が最適となるかはそれぞれで異なると思います。
テレビスタンドを脱却して壁掛け設置をしてもっとスタイリッシュな見せ方をする、家具メーカーならではのデザイン性を活かした空間を演出する、またはお気に入りのオーディオや周辺機器と共に重厚に組み立てる、テレビ周辺の話題はこれから人気が高まりそうです。